寄席は面白い。

初めて寄席で落語を見ました。
いやー、面白かった。
もともと、落語はポッドキャストとかで聞いてましたけど、生で見ると、また、はまる。
雰囲気が良いですな。

開場時間になると、ドンドンと太鼓を打ち鳴らす。
中に入ってしばらくすると、パンフレットに飽きたらどうですか?と、若い落語家が上方落語協会の協会誌を売りに来る。ただ、売りに来るのではなく、少し笑いを取って、場を暖めていく。
開演が近づくと、お囃子が始まる。
この、お囃子が何とも心地良い。
お囃子に合わせて、照明がだんだん暗くなっていく。
そして、緞帳が上がる。

今日の夜席は、笑福亭三喬プロデュースとのことで、桂あか枝、笑福亭喬楽、桂文華、笑福亭三喬、笑福亭生喬の5人。最後には、文枝一門VS松喬一門で大喜利もありました。
それぞれの落語家さんが、際立つ個性の持ち主で、飽きることがありません。
上方落語には、真打制度がないようですが、香盤はそれに準じて出来ています。
前述の順番が、今日の香盤。
つまり、最初に登場した、桂あか枝さんが、最も若手と思います。
それでも…と言うと失礼ですが、面白いのです。
後に出て来る師匠連と比べると、やはりフレッシュな感じがしますが、それが大喜利の盛り上げ役として、大活躍の原動力だったりするのです。

それにしても、これだけ楽しんで、2時間半もあって、2000円は安い!
映画館で映画を見るくらいですからね。
今日は上方落語でしたが、東京にも落語の定席がいくつかあります。ぜひ、行ってみようと思いました。

この記事を書いた人

井上 研一

株式会社ビビンコ代表取締役、ITエンジニア/経済産業省推進資格ITコーディネータ。AI・IoTに強いITコーディネータとして活動。画像認識モデルを活用したアプリや、生成AIを業務に組み込むためのサービス「Gen2Go」の開発などを行っている。近著に「使ってわかった AWSのAI」、「ワトソンで体感する人工知能」。日本全国でセミナー・研修講師としての登壇も多数。