1年使えて1980円で話題のJ2EE開発環境、Oracle JDeveloper 10gを買ってみました。
インストールは、ZIPファイルを解凍するだけと実に簡単。
半日程度使っていましたが、「なんか凄いなぁ」という印象。
凄そうと思うのは・・・
- Strutsによる開発が完全に統合されている。
- struts-config.xmlをGUIで書けたり、それが開発の始点になっている。
- DB接続を管理できる。
- SQLを投げるコンソールがあったり、テーブル構造が見られる。
- テーブルのドラックアンドドロップでクラスが出来る。
- OracleのRDBでなくても、JDBC接続できるRDBなら大体OK。
- ORマッピングが統合されている。
- ORマッピングがViewまでつながっている。
今のところ、わずか半日で気づいたのがこれくらい。まだまだ奥が深そうなので、すべての機能を使いこなすのは、おそらく無理だろうと思います。
ただ、全体的に気になるのは、Oracleが持っている技術に「どっぷり」というところ。楽に開発できるのは結構なことだし、楽するためには何らかの技術の裏づけが必要で、その裏づけをOracleが提供している・・・従って、Oracleの技術に依存する部分が大きくなってしまうのはやむを得ないとは思います。
結局、このツールで「楽をして」開発したアプリは、本番環境ではOracleのアプリケーションサーバやRDBを要求するのではないかと思うのです。そこは不安。
まだ、この点はきちんと確認していませんが・・・。確認したら、また記事にします。