W21Sで音楽と動画を楽しむ

当初、何の宣伝もされていなかったのですが、W21SはSONYのモバイルムービーに対応しています。発売日後に、SONYのモバイルムービーのサイトで対応機種に加えられたようですが・・・。なんで、もっと積極的に言わないんだろう?

それはさておき、W21Sで音楽と動画を楽しむ方法がネット上のあちこちで発見されています。自分もやってみました。

音楽を楽しむのは?

  1. MP3ファイルを用意する。
  2. QuickTime Proを使って、書き出しを行う。フォーマットは「ムービーから3G」を使い、オプションで、ファイルフォーマット:3GPP2、オーディオ:AAC-LC ミュージック、データレート:64 kbps、チャンネル:ステレオ、出力のサンプルレート:24.000 kHzでOK。オプションは、左記が上限のようです。
  3. 出来上がったファイルをメモリスティックにコピー。(PCフォルダを使う)
  4. W21Sで、PCフォルダを参照し、コピーしたファイルをPCフォルダ以外の場所に移動。
  5. これで、再生可能。

ステレオスピーカーからの再生は満足できる音質。残念なのはメモリスティックのファイルは連続再生出来ないこと。ちょっと聴くには良いけど、ミュージックプレーヤーの代わりにはならないですね。どうしてもというのなら、曲を結合してあらかじめ1つのファイルにしておくという手は残っていますが・・・。

動画を楽しむには?
動画を作る方法は色々あるようですが、もっとも簡単なのはCLIEに添付されているImage Converterというソフトを使うこと。これを使えば、AVIかMPEG1のファイルをMQV形式に変換してメモリスティックにファイルを作ってくれます。あとは、W21Sで再生するだけ・・・。実に簡単です。
Image Converterは上記のとおりCLIE添付なので、CLIEを買わなければ入手できません。まぁ、SONYのサイトにあるアップデータを解凍すれば実行ファイルが取り出せるし、あとはレジストリを作ってあげれば何とかなるようですが・・・。

動画のほうの音質は、ステレオスピーカーで聴くと、なぜかイマイチ。音割れが激しいのです。しかし、イヤホンで聴けばOKです。

この記事を書いた人

井上 研一

株式会社ビビンコ代表取締役、ITエンジニア/経済産業省推進資格ITコーディネータ。AI・IoTに強いITコーディネータとして活動。画像認識モデルを活用したアプリや、生成AIを業務に組み込むためのサービス「Gen2Go」の開発などを行っている。近著に「使ってわかった AWSのAI」、「ワトソンで体感する人工知能」。日本全国でセミナー・研修講師としての登壇も多数。