Zen Microに少し触る

早速開封してみましたが、何度か爆笑しました!そして、感動しました!さらにワクワクしました!これだけ歓喜しつつ開封するガジェットは久しぶり。初めてリナザウを買ったとき以来かも。

爆笑の理由は何から何までiPodを真似ていること。箱の構造しかり、1つ1つの付属品が「これでもか!」というほどに大切に保護されていることしかり、真っ白なACアダプタやUSBケーブルしかり、リモコンの形状しかり、本体ソフトの操作感や画面デザインしかり・・・。あくまでiPodの真似であるからして、それだけiPodの威光を感じるわけですが、いくら真似であっても、ここまで綺麗にされると、その満足感にニヤけてしまいます。

感動の理由は電源を入れた時に最初に現れました。電源とHOLDがまとめられたスイッチの出来の良さ、電源を入れると液晶画面に表示されるちょっとしたアニメーション、充電時の本体枠が青くボヤっと光るクールさ、バックライトが少しずつ光量を落としていく芸の細かさ、とにかく、ありとあらゆる部分に気を使って作られているのです。Zen Microは、それまでのCreativeの製品に多かった「確かに良く出来てるのだけど、安っぽい」というイメージを覆して10倍返しにするほどの威力があります。そこらの日本メーカー製品を上回ると感じるほどです。とにかく、所有することが嬉しくなるのです。

そして、ワクワクの理由はZen Microの機能の豊富さにあります。MuVo2とは違い、音楽ファイルがタグで管理されるため、検索機能の多さは抜群(iPodやRioといったタグ管理が前提の機種では当たり前のことですが・・・)。再生リストの本体作成機能もあるっぽい(まだ試していない)し、Outlookとの連携(スケジュール、ToDo、連絡先)機能があるだけに、当然、時計が入っています。音楽プレーヤーで時計が入っているというあたりが、「そこらの単細胞プレーヤーじゃないんだよ!」という心意気が感じられて良い。欲を言えばOutlookとの連携ついでにテキストファイルが読めるとなお良かったのですが、それはなし。

実は、まだ自分のライブラリの曲を1曲も入れておりません。でも、それなのにこんなに書くネタのある音楽プレーヤーって凄くないですか?それだけ、満足感が高いということです。

この記事を書いた人

井上 研一

株式会社ビビンコ代表取締役、ITエンジニア/経済産業省推進資格ITコーディネータ。AI・IoTに強いITコーディネータとして活動。2018年、株式会社ビビンコを北九州市に創業。IoTソリューションの開発・導入や、画像認識モデルを活用したアプリの開発などを行っている。近著に「使ってわかった AWSのAI」、「ワトソンで体感する人工知能」。日本全国でセミナー・研修講師としての登壇も多数。