多摩センターのこと

昨日は横浜でシーバスに乗った話を書きました。その後、私は中華街とか伊勢佐木モールのあたりをぶらぶらして、新宿に向かいました。友人と今後の仕事の話をするためです。
その話はやたら長引いて、気が付いたら終電が終わっている…。ということで、またも外泊。新宿のカプセルホテル。これで、2日、家に帰ってないということになります。それと、日曜日も仕事が長引いてカプセルホテルだったので、週に2度もカプセルホテルのお世話になるとは…。

で、今日も休みなもので、一旦、家に帰って、隣駅の多摩センターにやって来ました。多摩センター三越のスターバックスで、キャラメルマキアートを飲みながら、この記事を書いています。
ちょうど、パルテノン大通りの中央にある四つ角を眺める位置に座っています。
緑あふれるレンガ道の、行き交う人々を眺めているのです。視線を右にやると、三越のライオンのおしりが、こっちを向いています。この建物は、もともとそごうが入っていて、撤退後に三越&大塚家具コンビが入ったところなので、ライオンもまだ真新しい感じ。

多摩センターの良いところは、こうやって道を眺めても、車というものが一切いないところ。なにしろ造られた町です。人と車は完全に分離されています。人が通る道はペデストリアンデッキ(パルテノン大通り)になっていて、車はその下にある道を通ります。だから、ペデストリアンデッキ上にいると、車は視界に入りません。車歩分離というそうです。

ここは三越、向かいは京王プラザホテル多摩(ユニクロなどの店舗も入っている)、もう一方の向かいはワーナーマイカルシネマズなどが入っている丘の上パティオ、斜向かいはイトーヨーカドーなどが入る丘の上プラザ。パルテノン大通りの始点は京王と小田急の多摩センター駅、少しはずれに多摩モノレールの多摩センター駅、終点はごっちんのコンサート(ソロコンとハロ☆プロパ~ティも)が行われたことがあるパルテノン多摩。さらに、この四つ角でパルテノン大通りと接し、左右に道が伸びるのですが、一方の端にはサンリオピューロランドがあり、もう一方にはベスト電器などが入るTamaTimeや郵便局があります。
ざっと、多摩センターの町並みを紹介しました。それぞれ歩いても10分くらいの距離です。で、絶対に車とぶつかることはありません。道は人と自転車のためだけにあって、すべてレンガ道。だから、信号というものがありません。考えてみると、多摩センターというのは、町全体がひとつのアミューズメントパークのようなものです。

造られた町だからこそ出来た町。ひとつの理想だと思います。
今は、この町(と隣の永山)がホームタウンですが、ここに慣れてしまうと、他の町に引っ越した時に何か不満が出るだろうな…と思います。車邪魔、信号待ちウザいみたいな。

この記事を書いた人

井上 研一

株式会社ビビンコ代表取締役、ITエンジニア/経済産業省推進資格ITコーディネータ。AI・IoTに強いITコーディネータとして活動。2018年、株式会社ビビンコを北九州市に創業。IoTソリューションの開発・導入や、画像認識モデルを活用したアプリの開発などを行っている。近著に「使ってわかった AWSのAI」、「ワトソンで体感する人工知能」。日本全国でセミナー・研修講師としての登壇も多数。