帰ってきました

2日目は思ったより記事を書いていませんでした。ケータイしか持って行っていなかったので、写真を載せるには良いのですが、文章を書く気力がなかったです…。やっぱり、PCじゃないとダメね。

知恩院を後にした私は、例の一澤帆布と一澤信三郎帆布の両方を眺めたりして(信三郎帆布の方がデザインが良いように思った)、祇園のよーじやに寄ったりしながら河原町まで出て、阪急に乗って大阪・梅田へ。

旅の最後の目的地、「天満天神繁昌亭」へ。
天満天神繁昌亭の昨日の夜席は、新世紀落語の会。すべて新作落語という企画。

桂壱之輔 「メタボの逆襲(北牧賢彦・作)」
桂三若 「晴夫の遺書(桂三若・作)」
三遊亭白鳥 「青春残酷物語(三遊亭白鳥・作)」
仲入
桂小春団治 「天国への階段」
第1話「ゼン・イン・ブラック(東野ひろあき・作)」
第2話「黒星・白星(くまざわあかね・作)」
第3話「Money(桂小春団治・作)」

壱之輔さんの「メタボの逆襲」は未来の日本人が現代の食生活を振り返るという噺。
三若さんは勢いが凄かった。「晴夫ちゃ~ん」という呼び声は、どこか師匠の三枝さんの「いらっしゃ~い」を髣髴とさせるというか。一番笑いを取っていたのはこの人でした。あと、終演後に入り口のところでチラシを配ってましたね。オバちゃんが「キャーッ」と押し寄せていたので、私はとりあえずスルーしちゃいましたけど。

白鳥さんは東京から。なかなか面白かったのですが、舞台が新宿・歌舞伎町だったり、出てくる地名が新大久保とかなので、東京から来た私には面白くても、地元大阪のお客さんにはあまりウケていなかったような…。

そして、圧巻は小春団治さんの3本立て1時間15分の熱演。この人はNewsweek日本版で「世界が尊敬する日本人100」に選ばれたり、字幕を使って海外で落語をしたりという凄い人なのですが、さすがですね。私は、どうしても前頭三枚目にならないといけないという第2話「黒星・白星」がいちばん面白かったかな。

で、落語を2時間半ほど見て、終わった頃には帰りのバスまで約1時間。行きは3列バスを選んだのでまだしも、帰りは普通の4列バス(JRハイウェイバス青春メガドリーム号)だったので、どんなもんかなと思いましたが、慣れというのは怖いもので、案外寝れました。

この記事を書いた人

井上 研一

株式会社ビビンコ代表取締役、ITエンジニア/経済産業省推進資格ITコーディネータ。AI・IoTに強いITコーディネータとして活動。2018年、株式会社ビビンコを北九州市に創業。IoTソリューションの開発・導入や、画像認識モデルを活用したアプリの開発などを行っている。近著に「使ってわかった AWSのAI」、「ワトソンで体感する人工知能」。日本全国でセミナー・研修講師としての登壇も多数。