とりあえず新宿、とりあえず東京

人生は旅に例えられる。
私は、どこかに行こうと思ってまずは新宿に出ることにした。
見晴らしの良い場所、どこにでも行けそうな場所なのだ。
それと同じように、私は20歳の時に、九州から東京に出てきた。
専門学校に行って、就職活動というときに、私の視界に地元の会社はなかった。
もっと子供の頃、東京というのは遙かに遠いあこがれの場所で、生きているうちに一度は行ってみたいと真剣に思っていた。
それを口に出したとき、母親は笑っていたが。
東京で一人暮らしすること。それが叶って、もう10年近くになる。

この記事を書いた人

井上 研一

株式会社ビビンコ代表取締役、ITエンジニア/経済産業省推進資格ITコーディネータ。AI・IoTに強いITコーディネータとして活動。画像認識モデルを活用したアプリや、生成AIを業務に組み込むためのサービス「Gen2Go」の開発などを行っている。近著に「使ってわかった AWSのAI」、「ワトソンで体感する人工知能」。日本全国でセミナー・研修講師としての登壇も多数。