チャットワーク(ChatWork)の有料版にして良かったこと

2011年8月に、「チャットワーク(ChatWork)を使いこなす7つのコツ」という記事を書きました。

その時点で3ヶ月ほどチャットワークを使っていたのですが、 相変わらず今も使っているので、ユーザ歴1年となりました。

2011年8月の時点では、ノマド的にやっている社内プロジェクトで使用していただけですが、今ではその社内プロジェクトの他にお客様先での開発プロジェクトでお客様を巻き込んで使ったり、個人的にやっているプロジェクトでも使ったりと、活用の幅が広がっています。プロジェクトで関わっている人だけなので、コンタクト数は13人と少ないですが、グループチャットが10個あります。

そんなわけで今後もさらに活用していくだろうという思いもあり、ついに有料版に切り替えました。

今回契約したのは月額380円のパーソナルプランです。ストレージ容量が14MBから1.4GBへ(ファイル添付はあまり使っていないのですが・・・)。コンタクト数が40から無制限へ。グループチャット数が14から無制限へ。上記のとおり、グループチャットを既に10個つかっているので、これが無制限になるのは嬉しいですね。

広告の非表示は、画面左のチャット一覧の下部を占有している広告が消えるので、コンタクトやグループチャットが増えてくると嬉しいメリットです。

そして、私が有料版で最も期待していたのは、メッセージ検索機能。チャットワークを単なるチャットとして使っている分には問題ないのですが、メールの代わりといった感じで過去のチャットの蓄積が意味を持つようになってくると、メッセージ検索は必須でしょう。

無料版でも、チャットを遡って表示することはできるので、いつごろにチャットしたことかが分かっていれば、なんとか遡って見ることは出来ます。そうして一旦ブラウザ上にメッセージが読み込まれればブラウザの検索機能を使うことも出来るので、まぁ、なんとかなったりはします。しかし、ふつうにメッセージ検索が出来ればそれにこしたことはありません。

メッセージ検索では、検索したいキーワード、除外キーワード、発言者、発言日が検索条件として使用できます。検索結果は、チャットごと、ユーザーごとでまとめて表示することができます。

チャットをクリックすると、検索されたメッセージが表示されます。

メッセージの上にマウスカーソルを持って行くと、「このメッセージへ移動」と「引用」ができます。

ということで、メッセージ検索で出来たら良いなと思うことは、だいたい出来ていると思います。
これでチャットワークの活用度がさらにアップするでしょう!

この記事を書いた人

井上 研一

株式会社ビビンコ代表取締役、ITエンジニア/経済産業省推進資格ITコーディネータ。AI・IoTに強いITコーディネータとして活動。画像認識モデルを活用したアプリや、生成AIを業務に組み込むためのサービス「Gen2Go」の開発などを行っている。近著に「使ってわかった AWSのAI」、「ワトソンで体感する人工知能」。日本全国でセミナー・研修講師としての登壇も多数。