覚悟を決める

Artisan Edgeを立ち上げて4ヶ月ほどが経ちました。

コミュニティのWebサイトを作成したり、その関係で一般社団法人のWebサイト立ち上げでも技術支援を依頼されるなど、つながりが出てきました。iPhoneアプリの公開も2本行いました。ただ、そのどれにしてもお金をもらって、仕事としてやっているわけではありません。
というのは、私が今のところ小さなSIerの社員であって、そこの給料が出ているので、他で特にお金をもらう必要がないからです。今やっているのは、あくまで自己アピールであり、Artisan Edgeとしての形を作っていくこと。

しかし、年が変わると状況は変化します。諸事情あって、私は勤めている会社の社員ではなくなります。少なくとも、正社員ではない。そして、私は今後、正社員としてどこかに勤めることはないと思っているのです。
つまり、フリーランスとしてやっていくということ。まずは個人として。もしかすると、そのうち法人成りするかもしれませんが、とはいっても、大きな会社にしていこうという思いは今の私にはないので、私個人というものを中心としてやっていくことになります。

その際、私の舞台、活動するハコとなるのが、このArtisan Edgeです。
屋号を掲げるのは、一つの覚悟です。屋号を掲げたビジネスサイトを作るのも、このブログを書くのも、iPhoneアプリを作るのも、やはり覚悟です。世の中に向かってArtisan Edgeの名前を出していくことで、Googleにインデックスされ、それをやっている井上研一という人間との紐付けもネット上の至る所で既成事実化していきます。

もちろん、活動はネット上だけのことではなく、リアルの社会に対しても広げていきます。特にこれからは、それで生きていかねばならないのです。実際に人に会い、貢献することで、生活の糧を得て、さらに自分自身を成長させていくのです。なおさら覚悟が必要になるのは言うまでもありません。

覚悟といっても、悲壮感は漂わせたくありません。この覚悟は極めて前向きなものなのですから。

「前へ、前へ」の精神で、後を振り返らず、進んでいきたいと思います。

この記事を書いた人

井上 研一

株式会社ビビンコ代表取締役、ITエンジニア/経済産業省推進資格ITコーディネータ。AI・IoTに強いITコーディネータとして活動。2018年、株式会社ビビンコを北九州市に創業。IoTソリューションの開発・導入や、画像認識モデルを活用したアプリの開発などを行っている。近著に「使ってわかった AWSのAI」、「ワトソンで体感する人工知能」。日本全国でセミナー・研修講師としての登壇も多数。