スマホアプリ(現在は主にiOSアプリ)を開発するエンジニアとして、常日頃1つは持っておきたいと思っていたAndroidスマホ。
最近ではドコモがiPhoneを売り出すなど、日本国内でのiPhone熱は冷めそうにありませんが、iPhone5S/5Cを見ると、Appleの神通力にも限界が見えてきているのも確か。やはり、最近のAndroidのことも知っておきたい。
法人契約で安いウィルコムスマホ
ウィルコムはデータ通信量1GBでパケット定額料が1,980円(但し6か月間のみで以降は2,980円。1GBを超えた場合は通信速度が128kbpsに低速化)という「イチキュッパカ」を含む「だれスマ」キャンペーンで、ライトユーザーの取り込みを図っています。
とはいえ、パケット定額料以外に基本料金980円と、Web接続料315円もかかるわけで、結局のところ3,000円弱で持てるのは最初の6か月のみ。それ以降は4,000円弱ということで、そこまで出すなら、データ通信量が5GBまで使えて総額3,880円となるイーモバイルの方が良いのではないかと思うところです。
しかし、私としてはアルティザンエッジという会社をやっていることもあって、法人契約も自由にやれる身の上。「だれスマ」には「だれスマ法人プログラム」があります。その内容は980円の基本料金が無料になるというもの。
こうなると話が変わります。データ通信量1GBという制限さえ納得できれば、最初の6か月は2,000円弱、その後も3,000円弱ということに。(さらに機種代金を一括で支払えば、W-VALUE SELECT割引が効いてくる形で、最初の6か月は0〜1,000円、その後も1,000〜2,000円という圧倒的に安いランニングコストが実現します。実は私はこのクチ。)
ちなみに、個人契約でも機種変更をウィルコムプラザでやるとイチキュッパカが2年間続いたり、新規契約でも抱き合わせ販売でいろいろ安くなる方法があるようです。その辺はショップにお問い合わせ下さい。
それと、私が契約した某店によると、料金プランを最初はウィルコムプランD+(データ通信量7GBまでで総額5,460円)にして、すぐにウィルコムプランLiteに切り替えると、割引が8,000円になって、実質イチキュッパカ8か月相当の割引になるとのことでした。
あとは、通話が多いようであれば、ウィルコムなのでだれとでも定額(980円)に入れるというメリットがあります。(私は今回の用途から通話は少ないと思ったので、入りませんでした。)
PHSデータ通信が無制限に使えるAQUOS PHONE es WX04SH
そんなウィルコムスマホの現行機種というと、DIGNO DUAL 2と、AQUOS PHONE es。(それ以外にもSTREAM 201HWがあるのですが、これはイーモバイルの機種をそのまま持ってきたもので、PHSとは無縁のものなので、華麗にスルー。)
ざっくり言うと、ソフトバンクのLTE+3GにPHSの通話が使えて全部入りなフラッグシップがDIGNO DUAL 2。ソフトバンクの3G+PHSの通話とデータ通信も使えてほぼ全部入りなのがAQUOS PHONE es。
ポイントは、LTEが使いたければDIGNO DUAL 2、PHSのデータ通信が使いたければAQUOS PHONE esということでしょう。(もちろん、他にもデザインとかAndroidのバージョンといった違いもあります。)
私が選んだのはAQUOS PHONE es WX04SH。理由はまさにPHSデータ通信にありました。というのは、PHSデータ通信については1GBというデータ通信量の制限がかからないから。
つまり、AQUOS PHONE esなら、上記の安いランニングコストで無制限のデータ通信が出来てしまうのです。(PHSだから遅いけど)
しかも、PHSデータ通信のテザリングも可能で、DIGNO DUAL 2でのLTEテザリングなら525円かかるテザリングオプションも不要。(そもそも、AQUOS PHONE esのテザリングはPHSだけで、3Gのテザリングは出来ません。)
次回は・・・
今回は久々のウィルコムとの契約に至る切り札となった、価格面でのメリットを見てきました。
次回は、AQUOS PHONE es WX04SHの機種としての魅力を見ていきたいと思います。