横浜に来て思ったこと

横浜に来ました。
ここは、時折来るところで、それも遊びに来るというだけでなく、人生で記憶に残るようなときに来たところなのです。

会社を辞めようというときに来た横浜

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まず、最初の会社を辞めようと思ったときですね。辞めようかどうしようかと悩んでいるときに、なぜか、みなとみらい線に乗って来ました。みなとみらい駅の地下にある書店で本を買って、パシフィコ横浜の裏にある、ぷかり桟橋で階段に座って、海を見ながら考えたのです。買った本を読みながら。

その時、6年ほど勤めた会社を辞めるというだけでなく、エンジニアの仕事も辞めようとしていました。行政書士になろうと考えていました。
一人でやる仕事というか、自分で事務所を構えられるような仕事がしたかったんですね。それは、子供の頃から思っていたことでした。

あと、職業人としての経験もある程度付いてきて、自分が大きな仕事をしたい人間ではなく、小さな仕事でもその成果がリアルに見える仕事をしたい人間だと気づいたこともあります。
その時やっていた仕事も、リーダーもやらせてもらったし、単なる歯車以上ではあったのですが、いろいろな都合が重なって、作ったシステムが塩漬けになるということが続いたのも、そう思った理由かもしれません。

会社を辞めて、行政書士の勉強を本格的に始めたのですが、模擬試験とかで横浜にも来ました。

転職先の巨大企業が横浜だった

その後、結局、行政書士になることはなく、エンジニアの仕事に戻って数年後。
ある大きな会社に転職しました。それはそれは大きな会社で、全世界に20万人くらい社員がいるような。その会社の拠点が横浜で、半年くらい通いました。

でも、今度はその会社の巨大さとか、仕事の巨大さに悩みました。大きな仕事より、小さな仕事と既に分かっていたのに、なんでそんな巨大な会社に入ったんだ?って話ですが、若気の至りとしか言いようがない。
会社名に惹かれたというか。ブランドにクラッときたというか。

その会社は早々に辞めて、今度は小さな会社に入りました。20万人の会社から20人の会社に、って、よく言っていました。
ここでの仕事は順調で、相変わらずリーダーやったりして、システム開発をしていました。

中小企業診断士のスクールが横浜

ここで、また資格欲がむくりと起きて、中小企業診断士だと思ったのです。今度は、エンジニアの仕事に関係するから、会社を辞めることもなく。その資格予備校が横浜だったのです。
おお!またも横浜。

資格は取っていないのですが、それなりに勉強したので、企業経営のことが分かるようになってきました。経営法務という科目では、行政書士での勉強が役立ちました。法律を学ぶことについてのアレルギーがないというか。

いま、産業能率大学で経営の勉強をしていますが、診断士の勉強が下敷きにあるので、比較的楽が出来ます。楽って言い方は良くないかな。でも、テキスト読んで、理解が早いのです。

ITコーディネータ

今年、ITコーディネータの資格を取りました。資格、資格と言ってきて、やっと取ったんですね。
この資格はITと言いつつも、かなり経営寄りの資格なので、診断士の勉強や、大学での勉強がとても役に立ちました。
もちろん、エンジニアとしてやってきた業務システム開発の仕事も役に立つし。

ITコーディネータは、中小企業の経営者とともに、経営について考えて、必要ならITについても考える。そういう仕事です。答えを出すんじゃない。一緒に考えるんですね。
でも、そのためには経営の知識も、ITの知識も必要です。出来ることなら、知識だけでなく、経験も。

今までやってきた仕事と勉強の両方が役に立つところに、やっとたどり着いたのだと思います。しかも、資格として証明されることになった。
資格の取得というより、この資格にたどり着くまで長い道のりだったけど、なんとかたどり着いた。

そうこうするうちに、僕は会社を作っていました。
そこにITコーディネータという資格も加わったわけです。

なんとなく子供の頃から思っていた、資格取って、自分の事務所を持ってというのが、出来てた。
社会人になってから、15年かかったけど。

今の売上は、ITコーディネータとしてのものではありません。あくまで、エンジニアとしてのもの。
そもそも、資格の名前でどうこうできるような資格でもないし、もっと、もっと、勉強して、経験を積まないといけない。

でも、何とかスタート地点くらいまでは来たかなと。
そんなことを、横浜に来て思いました。

この記事を書いた人

井上 研一

経済産業省推進資格ITコーディネータ/ITエンジニア/ブロガー。
井上研一事務所代表、株式会社ビビンコ代表取締役、一般社団法人ITC-Pro東京理事。
北九州市出身、横浜市在住。 AIやIoTに強いITコーディネータとして活動中。著書に「初めてのWatson」、「ワトソンで体感する人工知能」など。セミナーや研修講師での登壇も多数。

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