昨日は秋葉原のあるビルオーナーの方と打ち合わせをさせていただきました。
最近、私のやっているアルティザンエッジ合同会社のオフィスを秋葉原に移したので、そのお陰でもあろうかと思います。
その打ち合わせで紹介させていただいたのが、妹尾堅一郎さんの「アキバをプロデュース」に書いてあった知の三角形、都心の三角形の話です。(いま、改めて本を読み返してみると、少々違ったことを言ってしまったのですが、概ねのところは間違っていないので良しとするか。。。)
知の三角形、都心の三角形
(出典:「アキバをプロデュース」)
「アキバをプロデュース」によれば、秋葉原は理系の心の故郷であり、その近隣の神保町は文系の心の故郷(古書街)、上野公園は芸術系の心の故郷(美術館や博物館)だから、知の三角形の一角を占めている。
また、秋葉原はテクノ都心であり、六本木は文化都心(六本木ヒルズ等)であり、丸ノ内はビジネス都心だから、都心の三角形の一角も占めている。
知の三角形と都心の三角形の両方で一角を占め、その結節点となっている秋葉原は、非常に重要な街であるというわけです。
秋葉原はコンテンツとビジネスのトライアングルの中にある
私が昨日お話ししたのは、これを少しカスタマイズ(というと格好良いけど、まぁうろ覚えの結果)して、秋葉原は上野(芸術系)、神保町(文系)、丸ノ内と大手町(オフィスと官庁)の中心にあるということで、六本木out、大手町inなわけですが、それは大勢に影響を与えないと思うので。。。たぶん。
いずれにせよ、上野や神保町といったコンテンツ面で個性のある街と、それをビジネスに進化させる際に重要な存在となる丸ノ内や大手町の中心に秋葉原はあります。
秋葉原自身もコンテンツを持っている上に、今後のあらゆるビジネスのベースとなるITにも強みを持っている街であるため、そのポテンシャルは素晴らしいものがあります。
しかも、羽田空港や成田空港にもアクセスが良く、グローバル視点でも見逃せない立地です。
IT首都はもう一度秋葉原に帰ってくる
ここ数年の秋葉原は、ゲームやアニメ、アイドル、メイドさんの街というイメージが強いように思います。
それはそれで良いのですが、それより前はコンピュータの街でした。
今も、秋葉原はコンピュータ(ハードウェア)の街ではあるのですが、ことクラウドサービス等も含んだITという切り口になると、渋谷だったり、六本木だったりというイメージも強いのではないかと思います。
しかし、最近はIoTがバズワードになるくらいで、センサーや制御用コンピュータといったハードウェアの重要性も増しています。
そんな中、秋月電子や千石電商といった世界的に見ても最大規模のパーツショップが立地する秋葉原は、再びITで注目される街になり得ます。
IT首都は秋葉原に戻ってくるのです。
秋葉原のポテンシャルをどう活かすか
そんな思いを持つ中、我がアルティザンエッジ合同会社は秋葉原にやってきました!(笑)
今や秋葉原にはAKB48だけでなく、我が?ハロプロショップも立地しているという事実はさておき、秋葉原にいることの強みを何かに活かしていきたいと思っています。