GoDaddyのドメインオークションで失ったドメインを取り戻す

inoccu.com

このブログで復活させたinoccu.comというドメイン。実は2008年に一度取得していて、1年後に更新せず、そのまま失っていたドメインでした。(違いました。詳しくはこちら。)
当時は、ほぼ同時期に取得したinoccu.netというドメインの方を使っていて、comドメインの方は忘れ去られてしまったというわけです。

inoccuというスペルを使っている人は世界中でも私くらいしかいないと思うので、また必要になれば取れるだろうと思っていたのですが、さすがはcomドメイン、そうは問屋が卸さない。ドメイン業者に取得されて、私は再取得はできなくなりました。
ときおり、inoccu.comを買わないか?というメールは来ていたと思うのですが、それは無視していました。

即決価格で購入

で、今週日曜日のことですが、例によって?自分のブログへの閉塞感というか、どうにも説明できない感情に苛まれていた私は、決意をします。
inoccu.comを取り戻す、と。

米国にある正解最大級のドメイン取得業者であるGoDaddyで、inoccu.comを検索してみると、取得できるとの表示。

godaddy-1

もちろん、現在の持ち主から買い取る形なので、通常の1,000円程度の金額ではありません。いちおう、ボカシを入れておきましたが、まぁ、桁くらいは分かるかな。
しかも、即決価格。ええぃ、買っちまえ!というわけです。

15〜20日間待つ?

goddady-2

今後、GoDaddyで同様のドメイン購入をされる方がいらっしゃるかもしれないので書いておくと、即決価格だからといって、すぐにそのドメインが使えるようになるわけではありません。GoDaddyからすぐにメールが届いて、「トランザクションID」と「セキュリティコード」は分かります。GoDaddyのサイトでそれを入力すると、すぐに上図のような画面にはなります。でも、「認証コード」が分からないのです。

この辺、GoDaddyからは説明がなくて、どうしたものかとヤキモキして、翌日、電話サポートに連絡してみました。明らかに中国語なまりの日本語でしたが、きちんと要件は伝わり、回答をもらうことができました。

認証コードは、現在の持ち主から取得しなければならず、GoDaddyの担当スタッフがそれを行っているところなので、しばらく待って欲しい。急ぎなら、担当スタッフにメールを送ることができる。ただし、英語で送って欲しい。

ということで、拙い英語でメールを送ってみました。
返信は約半日後。時差のことを考えると、かなりのクイックレスポンスと言えるでしょう。
その回答は、最低でも15〜20日ほど待って欲しいというものでした。

結構かかるなぁ、でも、まぁ仕方ない。inoccu.comが使えるようになった暁に開くサイトの準備でもしていよう。
今回は、従前のブログをそのまま全部持ってくるのではなく、記事のインポートだけは行って、それ以外はまっさらな頭で考え直そうと思っていたので、ちょうど良い時間だということにしました。
GoDaddyはドメイン取得だけでなく、レンタルサーバ等のサービスもやっています。WordPressに特化したサービスもやっていて、取得したドメインが使えるまでの間は仮ドメインでサイト準備することができるという機能もあり、それを使うことにしました。(それが、いま、このブログが動いているサーバです。なかなか見どころのあるサービスなので、別の記事に書きます。)

1週間かからなかった!

15〜20日間待つということは、ドメインが使えるようになるのは早くても7月10日の週だろうと思っていたのですが、昨日(7月1日)、メールが届いていて、ドメインが使えるようになりました・・・と。

なんだ、結局、1週間もかからなかった!
電話サポートの方のアドバイスに従って、英語メールを送ったのが功を奏したのか、ずいぶん早く使い始めることができました。
GoDaddy、サポートも含め、なかなか良い会社ですね。

ということで、せっかく大枚はたいて取り戻したドメイン、末永く使っていこうと思います。(今度はドメインを失わないように、長期契約しました。更新費用はふつうと同じ年間1,000円くらいなので。)

この記事を書いた人

井上 研一

株式会社ビビンコ代表取締役、ITエンジニア/経済産業省推進資格ITコーディネータ。AI・IoTに強いITコーディネータとして活動。2018年、株式会社ビビンコを北九州市に創業。IoTソリューションの開発・導入や、画像認識モデルを活用したアプリの開発などを行っている。近著に「使ってわかった AWSのAI」、「ワトソンで体感する人工知能」。日本全国でセミナー・研修講師としての登壇も多数。