2019年の振り返りと来年の抱負

2019年の大晦日を迎えました。ブログとしては最も歴史のあるこのブログを復活させましたので、ここで今年の振り返りと来年の抱負を考えてみたいと思います。

株式会社ビビンコに専念

昨年立ち上げた株式会社ビビンコは、2年目が始まり、株主の皆さんの合意のもと私の出資比率の引き上げを行いました。それに合わせて2013年にアルティザンエッジ合同会社として立ち上げた現・合同会社井上研一事務所を解散しました(来年1月には清算結了の予定です)。

株式会社ビビンコは、IoTハカリ「焼くッチャ君」の開発・販売を大きな目的として立ち上げた会社です。ただ、現状の事業構造としてはAIを含む開発受託や研修講師などが中心となっており、IoTハカリについては事業化に向けた検討作業と実証実験を続けているところです。

そうした作業の中で見えてきた廃棄ロス問題などの食品の製造販売業における課題は、IoTハカリを中心としてソリューション提案が価値のあるものとなる可能性があり、今後も取り組みを続けていきたいと考えています。

ビビンコとビビンの文化

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一昨日まで韓国に行ってきてふと思ったことですが、韓国にはビビン(混ぜ合わせる)文化があるといいます。ビビンバのビビンですね。

株式会社ビビンコは肩車という意味の方言から付けたので、韓国の文化とは関係ないのですが、たまたまビビンがつながったので、弊社は様々な価値を混ぜ合わせられる存在になれば良いなと思っています。

もともと、弊社はコミュニティ活動の中で生まれた会社ですし、それは弊社のマインドにも沿っているのかもしれないと思います。

そのビビンは、まずIoTハカリソリューション事業の中で展開していきたいと思います。新しいIoTハカリの開発もそうですし、お客様へのソリューション提案としても実現していくことを来年の目標としたいと思います。

さらに、AI事業についても今年残せた実績もありますし、今後への布石もいくつか出来てきています。この分野でもきちんと貢献できる形を作っていきたいと思います。

個人として

結婚して2年目になりましたけれども、体重も増えてしまっておりまして、まぁダイエット前に戻っただけという見方もありますが。。ただ、数年前にはダイエットに成功したという経験もあるので、来年はもう一度チャレンジします。年齢も今年40歳になりましたし。体のことに気を付けないといけない世代です。

個人としてのお仕事は、新著が来年3月頃には出る予定です。まずはこれをきちんと完成させなければなりません。
新著が出ればそれに関するお仕事も出てくるでしょうし、こちらから提案していくということも、今まではあまりやってこなかったことですが、チャレンジしていきたいと思っています。

あと、専門分野、それにとらわれない様々な分野、さらにコミュニティなど、識見、知己を深く、幅広く得ていきたいと思っています。世代としても立場としてもそれが必要だと思います。

ということで

今年一年、振り返ってみると去年始めたことを伸ばした一年だったかと思います。その分、新たなチャレンジはあまりできなかったかもしれません。

来年は今年からの継続はもちろんですが、ここまでに積み上げてきたことをもとに、新たなチャレンジをしていきたいと思います。

この記事を書いた人

井上 研一

株式会社ビビンコ代表取締役、ITエンジニア/経済産業省推進資格ITコーディネータ。AI・IoTに強いITコーディネータとして活動。画像認識モデルを活用したアプリや、生成AIを業務に組み込むためのサービス「Gen2Go」の開発などを行っている。近著に「使ってわかった AWSのAI」、「ワトソンで体感する人工知能」。日本全国でセミナー・研修講師としての登壇も多数。