放送大学大学院の第2学期に何を受講するか

4月から受講を始めた放送大学大学院ですが、7月15日で第1学期の全てのレポート提出が終わり、一段落しました。第1学期は「データの科学」と「研究のためのICT活用」の2科目を受講しました。放送大学は1年2学期制なので、次は第2学期に受講する科目を選ぶ必要があります。

大学院の卒業のために必要な単位は30単位。そのうち、修士論文の作成で8単位ですから、それ以外に22単位の取得が必要です。1科目2単位なので、第1学期の2科目が単位取得できれば、4単位で、残り18単位が必要です。
私はいま、修士選科生という種別で大学院に所属しています。修士論文に取り組むには修士全科生になる必要があります。また、修士全科生2年間の所属が必要なので、いまと同じ修士選科生のうちにどの程度単位を取ってから修士全科生に挑むか?という設計が必要です。

例えば、1学期で4単位、1年で8単位のペースで進めていくと、2年間修士選科生をやれば16単位となり、残る6単位と修士論文を2年かけて、全部で4年で修士課程を終えるというくらいが、ちょうど良いかなと思っています。これ以上のペースアップをするには、来年度から修士全科生を目指すということになり、研究計画書と試験の準備をやらないといけなくなり、まだちょっと早いかなと…。仕事などとの時間の兼ね合いもあるし。

情報学プログラムの科目

これは大学院の科目案内として送付されてきた冊子から、情報学プログラムの部分を抜き出したものです。修士全科生ではないので、プログラムに所属しているわけではないのですが、第1学期に取得した科目は情報学プログラムに含まれるものです。受講した2科目を丸付けしておきました。

第2学期に受講する科目として考えているのは、1つは「知能システム論」。これは第1学期に受講した「データの科学」と同じくデータサイエンス・人工知能系の科目なので、延長線上として良いかなと。
もう1つは「情報とコミュニケーション」を考えています。私は以前からITという技術が社会にどういう影響を与えるか?ということに興味を持って、仕事を進めているので、その方向性の科目かなと思います。

修士論文に向けて

大学院は授業を受けて単位を取るだけでは卒業できないので、最終的には修士論文に取り組まなければなりません。
普段、こうやってブログを書くということも、普段の生活の中から研究のテーマを見つけられないか?と思いつつだったりするので、科目選択についても、論文に向けて…というところで、今後も検討していきたいと思います。

この記事を書いた人

井上 研一

株式会社ビビンコ代表取締役、ITエンジニア/経済産業省推進資格ITコーディネータ。AI・IoTに強いITコーディネータとして活動。2018年、株式会社ビビンコを北九州市に創業。IoTソリューションの開発・導入や、画像認識モデルを活用したアプリの開発などを行っている。近著に「使ってわかった AWSのAI」、「ワトソンで体感する人工知能」。日本全国でセミナー・研修講師としての登壇も多数。