生産性向上セミナーに登壇しました

昨日は、北九州市ロボット・DX推進センターを会場に行われた、生産性向上セミナーに登壇しました。

先日も同じ場所で登壇したのですが、それは弊社ビビンコとの提携セミナーという形で、Gen2Goのご紹介も盛り込みながらだったのですが、今回は北九州産業学術推進機構様のみの主催です。

「生成AIでビジネスを変える」と銘打ち、生成AIの基礎や発展の話も盛り込みながら、生成AIツールの実習やデモを中心とした3時間の構成で進めました。

使ったツールは、ChatGPT、NotebookLM、Gammaを中心にして、Copilot、Gemini、Claudeといったチャット型サービス、さらにPerplexityと盛りだくさん。

特にGammaでのプレゼン資料作成については、驚きの声も上がりました。

参考までに、セミナー内で画面投影しながら作ったプレゼン資料がこちらです。

さらに、NotebookLMでの資料分析を重ね、その結果をGammaに入れるという方法を使えば、結構しっかりした資料ができあがります。

昨日は体験程度に留めた内容にしましたが、(別の研修機関ですが)来年はもっと時間を使って、受講者の皆さんから作成した資料を発表いただけるような構成を企画中です。

昨日の登壇後には、ぜひ業務で使いたいという声をたくさん聞けました。

その上で皆さんが気にされるのは、やはり情報漏洩の危惧。ChatGPTなどのツール(特に生成AIモデルを提供している企業のもの)を使用する際に、プライバシーの設定を行うを行うのが鉄則ですが、それ以上のところは、例えばOneDriveにファイルを置いたら、Microsoftに機密情報を漏らしたことになりますか?というレベルだと思います。あとは、企業間の契約であり、サービス提供企業が信頼できるところかどうかが問われます。

日本企業の多くがAzure経由でOpenAIのモデルを使っていますが、それはMicrosoftなら信用にたり得ると、それぞれの企業が判断した結果でしょう。(あと、サーバが日本国内にあるというのも大きいですね。)

そんなわけで、皆さんのお役に立つ内容になっていれば、何よりです。ありがとうございました!

余談

会場に着いて少し時間があったので、北九州市歌の歌詞をもとにSunoで曲を作りました。登壇して最初に掴みがてら流してみたのですが、フルバージョンはこちらで。

この記事を書いた人

井上 研一

株式会社ビビンコ代表取締役、ITエンジニア/経済産業省推進資格ITコーディネータ。AI・IoTに強いITコーディネータとして活動。画像認識モデルを活用したアプリや、生成AIを業務に組み込むためのサービス「Gen2Go」の開発などを行っている。近著に「使ってわかった AWSのAI」、「ワトソンで体感する人工知能」。日本全国でセミナー・研修講師としての登壇も多数。