国立代々木競技場第一体育館

東京オリンピックの申し子とも言うべき会場。丹下健三のデザインした建物外観は異様かつ壮観。
国立代々木競技場というところは、とにかく広大であって、この第一体育館以外にも、第二体育館、室内プールがある。さらに、原宿プラザ、渋谷プラザ、オリンピックプラザという3つの広い空き地があり、渋谷プラザでは2001年に「Hello! 渋谷の夏祭り」というイベントが行われたし、2005年の美勇伝の握手会では整理券配布の会場としてオリンピックプラザが使われた。「キダムが来た」のもオリンピックプラザである。

第一体育館の正面は原宿口に接していて、そこが原宿プラザだが、コンサート前後はファンがたむろす。実に人口密度が高い。
また、グッズ販売も原宿プラザで行われる。

座席配置は、ステージ前のアリーナ席(パイプイス)、北ブロック・南ブロックに分かれる1階スタンド席と2階スタンド席(ともに階段状の固定席)がある。横浜アリーナのセンター席が代々木のアリーナ席であり、横浜アリーナのアリーナ席が代々木の1階スタンド席である。ややこしい。

基本的には夏のHello! Projectコンサートが行われる。2004年夏は、辻希美、加護亜依の卒業コンサートになった。
また、松浦亜弥の行ったソロコンサートは「代々木スペシャル」としてサブタイトルになり、特別に来場者には参加証まで配布された。アリーナレベルの会場でハロプロメンバーがソロでコンサートを行ったのは、モーニング娘。以外では松浦亜弥のみであり、それだけ快挙だったということである。

ところで、ハロモニ。のハロプロワイドでは、村田めぐみが「代々木競技場だけど最寄り駅は代々木ではない(その仲間として千葉にあるのに東京ディズニーランドもある)」と小ネタに使ったりした。

この記事を書いた人

井上 研一

株式会社ビビンコ代表取締役、ITエンジニア/経済産業省推進資格ITコーディネータ。AI・IoTに強いITコーディネータとして活動。2018年、株式会社ビビンコを北九州市に創業。IoTソリューションの開発・導入や、画像認識モデルを活用したアプリの開発などを行っている。近著に「使ってわかった AWSのAI」、「ワトソンで体感する人工知能」。日本全国でセミナー・研修講師としての登壇も多数。