新年のご挨拶 2022

あけましておめでとうございます。

今日が仕事始めです。明日からは打ち合わせが始まりますし、来週は出張、再来週は対面型でのセミナー登壇と、いきなりフルスロットルが求められるスケジュールです。
昨年のご挨拶を振り返ると、4日から徐々に仕事が始まって、本格的には7日から・・・とか書いてあるので、今年はより忙しくさせていただいているなと思います。今年はカレンダーの都合もありますけどね。

新年最初の投稿ということで、去年1年を振り返りつつ、今年の目標を掲げてみようと思います。

2021年の振り返り

昨年は何より北九州にUターンして1か月と少し、初めて迎える新年ということで、何より北九州でも今までどおり仕事できるのか?ちゃんとやっていけるのか?という心配がありました。もちろん、それなりの目処はつけて帰ってきたのですが、やっぱり不安もあったわけです。
それが、蓋を開けてみると、新しいお仕事も含め、いろいろとお声がけいただきまして、順調に売上を伸ばす結果となりました。

昨年のご挨拶に書いた目標は、このようなものでした。

  • このWebサイト、ブログを継続する
  • 学びと情報収集を継続し、ブログを積極的に書く(P/PCバランス)
  • 地域への浸透

1つ目については、ビビンコの会社Webサイトと、その中に作ってある井上研一のサイトとブログという構成がなかなか良い感じで、安定した運用ができています。システム開発のお仕事を中心にしながらも、ITコーディネータとしてコンサルティングや講師のお仕事もしているので、ある程度、私自身の個が立っている必要がありますし、その活動はほぼすべて「ビビンコの井上」としてやっているので、現状の活動内容が続く限りは、このサイトの形で良いのではないかと思っています。

2つ目の学びと情報収集については、昨年の問題意識から変わらず、どうしてもアウトプット(P)が先に立って、それに引きずられてインプット(PC)している傾向が続いています。アウトプットが先でインプットが後というのは、たしかに効率的で、必要に駆られた学びは実際身につくスピードも速いとは思うのですが、「きちんと知っておきたい」という思いもやはり拭えず。特に教える仕事は、自分がちゃんと知っている状態でないと教えられません。
いただいたお仕事は基本的にすべて受ける方向で対応しているのですが(といいつつ、昨年後半はお断りせざるを得ない状態になることもあり、ご迷惑をおかけすることもあったのですが・・・)、それも考えないといけないのかなぁと。この辺のバランス感覚はまだまだ道半ばです。

※P/PCバランスというのはフランクリン・コヴィーの「7つの習慣」にある用語で、成果(Performance)を得るためには、目標を達成する能力(Performance Capability)またはそれを可能にする資源が必要になるというものです。詳細は、こちらのサイトを参照ください。

3つ目の地域の浸透は、60点くらいかな。コロナ禍の影響で出づらいという面もあるのですが、まだまだできることはあったはず。コミュニティにももう少し参加したかったです。それでも、九州でのお仕事がいくつか得られましたし、仕事上の協力関係も築けましたので、それは良かったと思います。

今年の目標

積み残しもあった、P/PCバランスと地域への浸透については、今年も継続して取り組みます。

さらに、昨年から始めた地元企業との協働でのITスクールをはじめ、ITエンジニア教育で成果を残したいと考えています。ただ講師を務めるというだけでなく、育成したITエンジニアと協力関係が築けるような仕組みを作っていきたいと思っています。具体的には、育成したITエンジニアに開発のお仕事を手伝ってもらうことで、そのITエンジニアにとっては実績を作ることができ、弊社としてもお仕事を請ける能力(PC)が高まります。どういう形でお仕事をお願いするかは要検討ですが、当然、きちんと報酬をお支払しますし、お客様にご迷惑にならないよう品質確保を行います。

昨年取り組んできたプロジェクトの中には、私がITコーディネータ的活動に専念できたものがあります。つまり、私自身が直接的に開発に携わるのではなく、導入計画を検討し、RFPを作り、機器の検証を経た選定を行い、補助金の検討も行いつつ、導入まで進めていくという仕事です。
今後、中長期的にはこうした仕事を増やしていくのがITコーディネータとしては王道かと思います(ITコーディネータには様々なお仕事があると思いますし、何が王道か?という議論もあろうと思いますが・・・)。こうしたお仕事には、今年も取り組んでいきたいと思います。

ということで、今年もよろしくお願いします。

この記事を書いた人

井上 研一

株式会社ビビンコ代表取締役、ITエンジニア/経済産業省推進資格ITコーディネータ。AI・IoTに強いITコーディネータとして活動。画像認識モデルを活用したアプリや、生成AIを業務に組み込むためのサービス「Gen2Go」の開発などを行っている。近著に「使ってわかった AWSのAI」、「ワトソンで体感する人工知能」。日本全国でセミナー・研修講師としての登壇も多数。