「1時間でITの流行を理解する!」セミナーが終わりました!

先週に引き続き、2回のセミナーでお話しをさせていただきました。

2週連続で大雪かもという天気予報も出る中(結局2週とも雪にはなりませんでしたが)、60名ほどの方においでいただきました。本当に、ありがとうございます。

1週目には中学生の方もいらっしゃったり、全体的に若い皆さんに興味を持っていただいたのは、ある意味で今後の日本に期待できるところでもあり、逆に私と同年代以上の方が少なかったのは少し残念なことでもありました。(私も36歳ですから、まだ若い方だとは思っていますが。。。)

今回、お話ししたことが、皆さんのご期待に沿える話だったのかは不安が残るところです。

というのは、やはりこういうイベントは技術オリエンテッドというか、1つの技術をもっと深く極めるような内容を期待されていたのではないかと思う部分もあります。

しかし、今回の内容は幅が広かったこともありますが、1つの技術を極めてお話しするというよりも、現在の技術トレンドを広く捉えて、それが一体何を意味しているのか、世の中にどういうインパクトを与えるものなのかを、ざっくり、整理してお伝えしたいという気持ちが強かったからなのです。

ITは今やビジネスの鍵を握る重要な分野であり、ITトレンドを理解するということは、ビジネスや世の中の方向性を掴むことに他ならないと考えています。だから、技術そのものの話と、技術が世の中にどういう影響を与えるかという話をほぼ半分ずつ(だいたい6:4くらい)で構成しました。

1週目の懇親会では、私なりの未来像を示して欲しかったという感想をいただきましたが、やはりそれは難しいことで、それは必ずしもITを専業としていない方々から出る話なのではないかと思っています。ITの人間である私は、そのご支援というか、そういう未来像を造り上げるお手伝いが出来れば良いと思っているのです。

いままで何度かこういうセミナーでお話しさせていただいたことはありますが、同じ内容で2回というのは初めてですし、今回は私だけしかプログラムになかったわけで、本当に良い経験となりました。

私が良い経験となっただけでなく、参加いただいた皆さんが何か少しでも新しい気づきを持ち帰っていただければ、それに優る喜びはありません。

今回のセミナーを企画いただいたTech Garden Schoolの代表者及び運営いただいたスタッフの皆さん、本当にありがとうございました。

また、何かの機会にお話しさせていただければと思います。よろしくお願いします。

この記事を書いた人

井上 研一

株式会社ビビンコ代表取締役、ITエンジニア/経済産業省推進資格ITコーディネータ。AI・IoTに強いITコーディネータとして活動。画像認識モデルを活用したアプリや、生成AIを業務に組み込むためのサービス「Gen2Go」の開発などを行っている。近著に「使ってわかった AWSのAI」、「ワトソンで体感する人工知能」。日本全国でセミナー・研修講師としての登壇も多数。