世の中の大きな流れは、「会社から個人へ」

今日の日経に「開業看護師を育てる会」理事長の菅原由美氏のインタビュー記事が出ていました。
開業看護師?看護師って開業できるのか?と、思うところですが、訪問看護の分野で開業看護師の需要があるようなのです。
菅原さんの「医師も助産師も一人で開業できる。なぜ看護師だけが同じ国家資格なのに一人で開業できないのか」という主張が気持ちよいですね。イノベーターだと思います。

世の中の大きな流れは、「会社から個人へ」だと思います。ITの世界では、一時はその流れがありましたが、情報セキュリティ意識の高まりから反動が起きました。一方で、Webサービスの開発では個人が台頭するなど一進一退の状態です。

いろいろな分野でもっと個人開業者が出ると良い。それで、今までは想像出来なかった組み合わせが出来たりすると、そこから新たなイノベーションが起きると思います。
私はまだ個人開業していない状態ですが、SEとしての経験と、中小企業診断士の試験勉強として学ぶ経営の知識を組み合わせて、イノベーションのフィールドに早く乗り込みたいと思います。

この記事を書いた人

井上 研一

株式会社ビビンコ代表取締役、ITエンジニア/経済産業省推進資格ITコーディネータ。AI・IoTに強いITコーディネータとして活動。画像認識モデルを活用したアプリや、生成AIを業務に組み込むためのサービス「Gen2Go」の開発などを行っている。近著に「使ってわかった AWSのAI」、「ワトソンで体感する人工知能」。日本全国でセミナー・研修講師としての登壇も多数。