強み+MBTI+自分史=しなやか力

昨日、勝間さんの新著「やればできる」を買いました。早速読み始めているのですが、そこでMBTIが紹介されていました。

MBTIは、私たちの行動や思考パターンを16種類に分割して、自分がどの種類に当てはまるかをテストするものです。
勝間さんといえば、ストレングスファインダーで有名ですが、MBTIも自分の強みを知るための方法です。

私がMBTIを知ったのは、この本が初めてではなくて「あなたの天職がわかる16の性格」という本でした。去年の9月に購入して、早速テストを行ったのです。

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私の結果は、ENFPでした。外向型(E)で、直感型(N)で、情緒型(F)で、柔軟型(P)なのです。ENFPにつけられたあだ名は「余計な苦労をかってでる」。活動的、熱心、人扱いが非常にうまい、積極的、社交的なのだそうです。

ちなみに、ストレングスファインダーによる私の強みは、自我、着想、活発性、最上志向、戦略性なのですが、活動的・活発や、直感型・着想といったところは、共通点があるようです。
たぶん、私にとっての活動的・活発というのは、俗に「行動がアクティブな人」といわれるようなタイプではなくて、なにか思い立ったときにすぐに行動に移したがるというか、瞬発力があるということだと思います。実際、瞬発力については、私をよく知る人からもいわれたことがあるし、自分でも思い当たるので、そうなのでしょう。
私がブログなどをいろいろ変えてみたりするのも、その現れといえば、そうなのです。あと、Androidアプリを開発して公開すると決意して、4日後には公開していたというのも、そうでしょう。

ストレングスファインダーでの強みと、MBTI、さらに自分のこれまでの経験を重ねあわせて、いろいろ考えてみたのですが、自分の強みといえるのは、下記のようなことではないかと、思いました。(勝間さんの「やればできる」によれば、これが「しなやか力」の長所の種)

  • 自分が人前に出る(先頭に立つ)
  • 人に説明する、説得する、交渉する
  • 俯瞰を描く
  • アイディアを出す
  • スタートダッシュする

人前でちゃんと喋れる、人とちゃんと喋れるというのは、よく言われることだし、自分でも強みという認識があります。
俯瞰を描くとか、アイディアを出すというのは、MBTIで直感型、ストレングスファインダーで着想とあるように、一から物事を積み上げて考えるタイプではなく、ひらめきが出るまでうんうん唸っていて、ひらめいたらものすごいスピードで物事を解決するタイプだと思います。

こうした長所の種を、うまく活用出来る場所。これを作り出すのは、自分の責任であると「やればできる」では喝破されているのですが、まぁ、そうですよね。何とかしたいと思います。

ところで、以前に紹介した「ソフトウェア開発プロフェッショナル」には、ソフトウェア技術者の典型的なMBTIが、ISTJ(内向型、現実型、思考型、規範型)であるという記述があります。えー、私がENFPだからですね、見事に正反対である。これはネタではあるまいか?と思うほど、何一つマッチしていない。

もしかしたら、ISTJが典型であるソフトウェア開発の現場に、私のようなENFPがいるから、珍しがられるというか、面白がられるとポジティブに考えることもできますが、それで本当に自分の力が発揮出来る環境なのか、という、疑問も生じたりするところです。たぶん、ソフトウェア開発の現場にいるとしても、典型的なそれではなくて、ちょっと個性のある環境が必要なのかもしれませんね。

そんな私を必要と思われる方、ぜひご連絡いただければと思います。

この記事を書いた人

井上 研一

株式会社ビビンコ代表取締役、ITエンジニア/経済産業省推進資格ITコーディネータ。AI・IoTに強いITコーディネータとして活動。画像認識モデルを活用したアプリや、生成AIを業務に組み込むためのサービス「Gen2Go」の開発などを行っている。近著に「使ってわかった AWSのAI」、「ワトソンで体感する人工知能」。日本全国でセミナー・研修講師としての登壇も多数。