デジタル派ウクレリアン御用達 HyperHydeを持て遊べ!

(このエントリーは、2001年9月頃に書いた文章を、2016年7月に復刻したものです。)
(このエントリーは、2001年9月頃に書いた文章を、2016年7月に復刻したものです。)

LELELIFEをご覧の皆さんというと、まずはウクレレ好きの方だと思われる。そして、インターネット接続環境をお持ちなわけだから、多少はデジタルな方であるとも思う。そこで、今回はアイオーデータ機器のMP3プレーヤーHyperHydeを紹介したい。

IODATAのHyperHyde
IODATAのHyperHyde

MP3というのは、もともと膨大なサイズになるコンピュータ上での音声ファイルを高い圧縮率で圧縮し、音質とのバランスをとりつつサイズを小さくするものだ。CD程度の音質では1分1MBというのが目安。

普通、MP3は手持ちの音楽CDをPCのCD-ROMドライブにセットして、エンコーダという種類のソフトウェアを使ってMP3形式に変換する。それをPC上で聴いて楽しむわけだが、これを街中でも聴くために、再生専用の小さなプレーヤーが売り出されているわけだ。

先日、「とんーがらーしめーんー」(*1)とか鼻歌を歌いながら、ヨドバシカメラ新宿東口店へ行って来ました。最近は、MP3プレーヤーといっても色々あります。昔はセハンのmpmanか、ダイアモンドマルチメディアのRioくらいしかなかったのに…。買ったのは、目を引くサイズパフォーマンスを実現しているアイオーデータ機器のHyperHyde(MDM-H2)。ちなみに17,800円。上の写真の真ん中のやつです。小さいですね。PHSと、MDに挟まれておりますが、MDより小さいというのは魅力的。重さなんと27g。

標準で32MBのマルチメディアカード(記憶媒体)と、MusicMachというMP3エンコーダソフトが入っているので、すぐにMP3ライフに突入できます。つじあやのも聴けるし、最近はペティ・ブーカのMP3データをネット販売しているところもあるのです。あと、HyperHydeで言いたいのは、MP3を聴くだけでなくて、ICレコーダとしても使えるところ。さりげなく、自分のウクレレ演奏を録音してチェックしてみるとかも出来てしまう!データはWAV形式でPCにも取り込めるので、ネット公開もバッチリ!

とりあえず私の演奏を録音したやつを、ちょっとだけ編集して公開してみます。まだ、HyperHydeで録音したデータの上手い編集方法を習得していないので、あと演奏テクニックもあって、なんというかイマイチ感の漂うデータではありますが、まぁ公開しちゃえということで。→ h2_sample.au (446KB)

実はHyperHydeは半年くらい前から出ている新しいわけではない製品で、データ転送もUSBではなくパラレルなので、今買うとするとムムゥと思ったりしますが、価格的には底だと思うので、ちょいとチェックしてみてください。

*1 なぜ「とんーがらーしめーんー」かというと、釈由美子ちゃんのCMなんですが、彼女はHyperHydeのイメージガールでもあるのです。いいですねぇ、あのCM。のほほんとしてて。噂によると、釈ちゃんの素の演技であるらしいので、それもいいですな。ところで、ヨドバシカメラに行きつつ「とんーがらーしめーんー」ということは、買うのはHyperHydeだと決めうちしていたからです。

この記事を書いた人

井上 研一

株式会社ビビンコ代表取締役、ITエンジニア/経済産業省推進資格ITコーディネータ。AI・IoTに強いITコーディネータとして活動。2018年、株式会社ビビンコを北九州市に創業。IoTソリューションの開発・導入や、画像認識モデルを活用したアプリの開発などを行っている。近著に「使ってわかった AWSのAI」、「ワトソンで体感する人工知能」。日本全国でセミナー・研修講師としての登壇も多数。