リナザウでシステムを作る

最近、リナザウでシステムを作ることにはまっています。
Ruby/Qteで作ったZBloggerをはじめ、今日はMusicOrganizerという名前を付けたシステムを作りました。
最近はリナザウで音楽を聴いているので、MP3ファイルを母艦からコピーする必要があります。MusicOrganizerはそのためのソフト。母艦に接続することが前提なので、母艦から操作出来るようにWebシステムにしました。
ざっと、概要をいうと・・・

  • dm。で公開しているハロプロリリースDBをリナザウのMySQLにレプリケーションします。(これは既に出来上がっています)
  • そこに母艦にあるMP3ファイルの情報を収集し、関連づけます。MP3ファイルの情報収集は、Ruby Application Archiveで公開されているMp3Info.rbをライブラリとして使い、タグの情報を取っています。
  • PHPで作ったWebアプリケーションで、アーティスト、アルバム毎の楽曲検索を行い、指定したファイルをリナザウにコピーします。また、リナザウのMP3ファイル用ディレクトリにあるMP3ファイルの削除も可能。

こんな感じ。
イメージ的には、WindowsMediaPlayerやSonicStage等が備えているモバイルプレーヤへの書き出し機能に近いものです。
リナザウから母艦のディレクトリへのアクセスは、smbmountを使用しました。

単独で稼働するZBloggerとは違い、これは完全に自分の環境専用なので公開の予定はありませんが、自分的にはリナザウがまた便利に使えるようになりました。とにかく、自作なので今後の機能追加が自由自在だし、かゆいところに手が届くように作れるのがいい感じ。

リナザウでシステムを作る

この記事を書いた人

井上 研一

株式会社ビビンコ代表取締役、ITエンジニア/経済産業省推進資格ITコーディネータ。AI・IoTに強いITコーディネータとして活動。2018年、株式会社ビビンコを北九州市に創業。IoTソリューションの開発・導入や、画像認識モデルを活用したアプリの開発などを行っている。近著に「使ってわかった AWSのAI」、「ワトソンで体感する人工知能」。日本全国でセミナー・研修講師としての登壇も多数。