Edyストラップを使ってXperia mini proにEdyを内蔵!

最近、今さらながらに溺愛している3年前からやって来た物理キーボード付きミニサイズAndroidことXperia mini proですが、不満なのはFelicaを積んでいないこと。

いや、Xperia mini proは海外モデルなので、Felicaを積んでいないのは当たり前なのですが、やっぱり長年iPhoneを使ってきた私からすると、Androidデバイスの良いところはFelicaを積んでいることであって、そのためにWX04SHというWillcomのAndroidを持っているほど・・・。

やっぱり、Xperia mini proでもFelicaが欲しい

って、さすがにFelicaは無理なのですが、Edy単体なら方法がないわけでもありません。

まず、これが必要です。Edyストラップ。
iPhoneを使っていた初期の頃は、iPhoneカバーにこれを付けて、Edyを使っていました。
Xperia mini proには、海外モデルには珍しくストラップホールが付いているので、Edyストラップを付けてしまえば出来上がり!なのですが、それではつまらない。

Edyを「内蔵」したい。

Edyストラップは硬めのビニール素材で、Edy基板をくるむスポンジを挟んでいるような形状になっています。なので、ビニール素材をスポンジから剥がしてしまえば、簡単にEdy基板を取り出すことが出来ます。

P5020001

まぁ、この写真がやったことのすべてなのですが、画像右上から反時計回りに、剥がしたビニール素材、Edy基板を保護するスポンジ部ともう片面のビニール素材、Edy基板が入っていたプラスチックケース、Xperia mini proの電池カバーとEdy基板、Felicaの干渉防止シール。

ビニール素材を剥がすのは簡単なのですが、プラスチックケースを外すのはちょっと大変。Edy基板を傷つけないようにします。(この写真を見ると、結構乱暴にやったように見えますが・・・。)

干渉防止シールは、これを使いました。

Edy基板はちょうどXperia mini proの電池の上あたりに来るので、干渉防止シールを電池とその周囲に貼り付けて、Edy基板は電池カバー側に貼り付けました。

チャージはどうするの?

形状的にはXperia mini proにEdyが内蔵された形になりましたが、あくまでXperia mini proにEdyストラップを付けているのと何も変わらないので、いわゆるFelica内蔵Androidのようにアプリでチャージしたり、残額を参照したりとかは出来ません。

チャージはコンビニや、PCに接続したPasoriを使って行います。また、楽天カードをお持ちなら、1日1回一定額をファミリーマートのfamiポートを使ってチャージする「いつでもEdyチャージ」サービスがあるので、それを使うと便利です。

Thumbnail 電子マネー「楽天Edy(エディ)」 | キャンペーン情報 | 「いつでもEdyチャージ」でもれなく楽天スーパーポイント500ポイントプレゼント
http://www.rakuten-edy.co.jp/campaign/2013/1203_marunouchi/?scid=wi_edy_maru_1203_hed

で、本当に使えるの?

使えます。ふつうに使えます。でも、使えない店もあります。
どうも、Edyの読み取り機との相性だと思うのですね。Edyストラップのままならどこでも使えたので、おそらくXperia mini proが発する電波との干渉の関係だと思います。
とりあえず、干渉防止シールを貼ってあるのですが、全面に貼り付けた状態にはなっていないので、まだ干渉があるのでしょう。この辺は、まだまだ改善の余地があるのですが。

使えたお店等

  • セブンイレブン
  • ローソン
  • サンクス
  • ファミリーマート Famiポート(いつでもEdyチャージ)
  • Pasori(PCとUSB接続するFelica読み取り機)

使えなかったお店

  • ファミリーマート(レジ)
  • マクドナルド
  • 魚がし日本一

ファミリーマートは、Famiポートでのチャージは出来たのですが、レジがダメでした。
使えなかったお店では、笑顔で別の支払い方法に切り替えましょう。

この記事を書いた人

井上 研一

株式会社ビビンコ代表取締役、ITエンジニア/経済産業省推進資格ITコーディネータ。AI・IoTに強いITコーディネータとして活動。画像認識モデルを活用したアプリや、生成AIを業務に組み込むためのサービス「Gen2Go」の開発などを行っている。近著に「使ってわかった AWSのAI」、「ワトソンで体感する人工知能」。日本全国でセミナー・研修講師としての登壇も多数。