鉄道路線図を比べてみる

つい最近からレイメイ藤井のDavinciシステム手帳を使い始めました。
そのシステム手帳と一緒に鉄道路線図を買いこんで挟んでいるわけですが、それまで使っていたフランクリンプランナーに挟んでいたBindexの鉄道路線図と比べてみようと思います。
比較する品の詳細は、レイメイ藤井のミニ6穴ジャストリフィルサイズの広域鉄道路線図(2006年版)と、Bindexのバイブルサイズ東京・横浜主要部地図に入っていた東京近郊鉄道網図(2003年版)。
レイメイ藤井が3つ折、Bindexが2つ折です。リフィルサイズの違いはありこそすれ、3つ折と2つ折の違いもあるので、紙の面積に大差はありません。

まず、最も大きな違いはレイメイ藤井は東京、大阪、名古屋のJR・私鉄・地下鉄の路線図が1枚の裏表に入っていて、Bindexは東京と横浜の路線図が表にJRと私鉄、裏に地下鉄という形で収録されているということです。
この点でBindexの方が余裕があり、みやすいといえます。
レイメイ藤井の方は、小さい紙によく詰め込んだな…と感心するほど。

まず、東京の収録エリアを比較してみましょう。
レイメイ藤井…群馬方面・高崎、房総方面(内房)・安房鴨川、房総方面(外房)・鎌取、東海道本線・茅ヶ崎
Bindex…群馬方面・熊谷、房総方面(内房)・浜金谷、房総方面(外房)・茂原、東海道本線・大磯
ということで、群馬と内房はレイメイ藤井が、外房と東海道本線はBindexが強いようです。
向きは違うとしても収録エリアは互角といえます。

レイメイ藤井の詰め込み具合は、本当に感嘆するほどで、その一例としては、以下の点が挙がります。

  • 東京~三鷹間の中央快速線と総武緩行線が、わざわざ区別できるように書いてある。しかも、中央快速線はオレンジ、総武緩行線は黄色と、色区別をJRに合わせている。山手線と埼京線も同じ。(Bindexでは区別なし)
  • (似たような話ですが)京王線で、新宿の次が笹塚の路線と、初台→幡ヶ谷→笹塚の路線(京王新線)が、きちんと区別されている。
  • 京王多摩センターと小田急多摩センター、京王永山と小田急永山といった、駅名は違うけど、駅は同じ場所(少なくとも隣接)の場合、きちんと横に並べて書いてある。(Bindexでは離れている)但し、地下鉄の日比谷と有楽町のようなケースはそうではない。(Bindexは裏面が地下鉄専用だけに、きちんとつなげて書いてある。)

レイメイ藤井の広域鉄道路線図が、小さい紙によく頑張ったという点が、明確に分かります。(そもそも、東京は表面だけしか使っていないのですから。裏面は大阪と名古屋なので。)
レイメイ藤井、バンザイ!

この記事を書いた人

井上 研一

株式会社ビビンコ代表取締役、ITエンジニア/経済産業省推進資格ITコーディネータ。AI・IoTに強いITコーディネータとして活動。画像認識モデルを活用したアプリや、生成AIを業務に組み込むためのサービス「Gen2Go」の開発などを行っている。近著に「使ってわかった AWSのAI」、「ワトソンで体感する人工知能」。日本全国でセミナー・研修講師としての登壇も多数。