sambaよりnfs

LinuxZaurusから玄箱の/mnt/shareを共有しようと思って、smbmount_2.2.8a-ja-1.1lz1_arm.ipkをインストールしてやってみたのですが、マウント自体は出来るものの、日本語ファイル名が読めない…。

ちゃんとsmbmountのオプションでcodepage=cp932,iocharset=utf8を付けているのにダメ。
WindowsXP機に設定している共有は、ちゃんと日本語ファイル名も読めるので、指定は間違っていないはずなのに…。

ここで冷静に考えてみると、玄箱はLinuxであり、ZaurusもLinux。…、なんでLinuxどうしでsambaを使わにゃならんのだ?
ということで、nfsを使うことにしました。

玄箱側で、nfs-commonとnfs-user-serverをapt-get install。/etc/exportsに、

/mnt/share [ZaurusのIPアドレス](rw,no_root_squash)

なんてことを書いて、portmap、nfs-common、nfs-user-serverをそれぞれrestart。

Zaurus側では、

mount -t nfs [玄箱のIPアドレス]:/mnt/share /mnt/share

でマウント。これで日本語ファイル名もOK!

Zaurusでは特に追加のインストールも不要でnfsのマウントは可能なので、とても楽。
さっさと、そうしていれば良かった…。

この記事を書いた人

井上 研一

株式会社ビビンコ代表取締役、ITエンジニア/経済産業省推進資格ITコーディネータ。AI・IoTに強いITコーディネータとして活動。2018年、株式会社ビビンコを北九州市に創業。IoTソリューションの開発・導入や、画像認識モデルを活用したアプリの開発などを行っている。近著に「使ってわかった AWSのAI」、「ワトソンで体感する人工知能」。日本全国でセミナー・研修講師としての登壇も多数。