京都1日目のまとめと「いづう」のすし

昨日は二尊院に行ったところまでを書いていたのですが、その後も嵯峨野をやたら歩いて…瀬戸内寂聴さんのお寺である寂庵を外から眺めたりして…足が棒のようになりました。

で、その後は嵐電に乗って四条大宮まで出て、京都一の繁華街である四条のあたりをふらふらしてホテルに入りました。
ホテルは京都駅のすぐ近く。平日ということで観光客はそれほどではありませんでしたが、その代わりに修学旅行生がたくさん。私も十年以上前にはその中にいたわけで。

京都駅には伊勢丹が入っていて、その地下には当然のようにデパ地下グルメがあるわけです。
足は棒のようだし、そもそも前日はバスの中でしか寝ていないのでクタクタ。さっさとホテルにチェックインして、食事も部屋で食べようと思い、デパ地下を物色。そしたら、ありましたね、「いづう」のすし。

関西圏は押しずしの文化圏。漢字も「寿司」でなく、江戸前風の「鮨」でもなく別の字。(ホテルのインターネット端末でこの記事を書いていますが、それでは出てこないので後で書きます。→「鮓」という字です。)

小鯛雀ずしと鯖ずしの詰め合わせを買いました。6切れで2,500円。ぼったくり?いや、いづうというのはそれだけのブランド。きっとそれだけの価値があるのだと思って、清水の舞台から飛び降りる…というのは大げさですが、買ってみたわけです。

そしたら、これが旨かった。小鯛雀ずしの方は白身の魚だし淡白な味だからそれほど感じませんでしたが、鯖ずしが圧巻。肉厚で脂が乗っていて、噛み締めるたびに旨みがじわっと出てきます。昆布巻きになっているのをはがして食べるのですが、その昆布の味もすしに移っていて、なんともいえぬ味わい。

やっぱり、それだけの名店というのは違うんですね。

さて、そんなわけで京都1日目は過ぎ行き、2日目に入りました。ちょっと遅めですが、今からホテルを出て、どこに向かうか…。

この記事を書いた人

井上 研一

株式会社ビビンコ代表取締役、ITエンジニア/経済産業省推進資格ITコーディネータ。AI・IoTに強いITコーディネータとして活動。画像認識モデルを活用したアプリや、生成AIを業務に組み込むためのサービス「Gen2Go」の開発などを行っている。近著に「使ってわかった AWSのAI」、「ワトソンで体感する人工知能」。日本全国でセミナー・研修講師としての登壇も多数。