目標があるというのは大切だ

人間というもの、日々を大切に過ごすには、目標を持つということが大切だと思う。

なぜ、大切かというと、目標を実現することが出来るというのが、一つある。
まぁ、当然のことである。実はもう一つ、大切に思う理由がある。
それは、目標を実現しようという思いがあることによって、日々の生活が快適になるということだ。

目標を持たない人は、日々の生活が自堕落になりやすい。
視点を遠くに置くことができない(置く場所がない)から、自然と目先のことばかりに集中してしまう。
そうすると、物事の判断基準が目先の快・不快になってしまう。
目先の快適を選ぶと、大抵の場合は長期的に不快な方に進んでしまうものだ。

なぜ、こういうことを言うかといえば、私自身という人間がそうだからなのだ。
春先に、何か勉強を始める。その時の意気込みは大したもので、毎朝早く起きて勉強するようになるし、飲酒も控えるようになるし、掃除もこまめにやるし、毎週GTDレビューもやり始める。
勉強を始めるということは、その先に何か目標がある状態なわけで、その目標に視点を置くことで、こうも生活が変わるのだ。
視点を先に置く(置く場所を作る)ことによって、逆に日々の生活も充実してくるのである。

そういうことを思うのは、現時点で私に目標がこれといってないからだ。
それは、今の生活にそこそこ満足しているからかもしれない。
しかし、決してこのままで良いと思っているわけでもない。
そこが欲求不満の生まれるポイントになってしまっている。

あなたの目標は何ですか?

この記事を書いた人

井上 研一

株式会社ビビンコ代表取締役、ITエンジニア/経済産業省推進資格ITコーディネータ。AI・IoTに強いITコーディネータとして活動。画像認識モデルを活用したアプリや、生成AIを業務に組み込むためのサービス「Gen2Go」の開発などを行っている。近著に「使ってわかった AWSのAI」、「ワトソンで体感する人工知能」。日本全国でセミナー・研修講師としての登壇も多数。