電車で読める7つの習慣「フォーカル・ポイント」

レバレッジシリーズで有名な本田直之さんが監訳で、「類書のない名著」として強くお勧めしているので読んでみた「フォーカル・ポイント」ですが、これは確かに名著だと思ったので、ご紹介します。

本田さんが「類書のない」と言っているのは、半分同意。世の中にあまたある自己啓発書のエッセンスが、これだけしっかりまとまっていて、かつ実用的である本を、私は知りません。ただ、この本が言っている事自体は、どこかで読んだことのあるものが多いので、その意味では類書はあまたあるということになります。

この記事のタイトルを「電車で読める7つの習慣」としたのは、まず内面を重視している点、価値観を明確にしてゴールを決めて実現に向かわせる点、緊急ではないが重要なことを重視している点などが、自己啓発書の決定版ともいえる「7つの習慣」にそっくりだったからです。しかも、「7つの習慣」の唯一の欠点ともいえる、本が厚くて、ハードカバーしかないから、電車の中では読めないことを、見事にクリアしています。

実際、この本を深く理解するための推薦図書として、「7つの習慣」や「最優先事項」といった、スティーブン・R・コヴィーの自己啓発書が真っ先に挙がっていることから、似ているのは承知の上なのでしょう。

本の内容として、「7つの習慣」よりも「フォーカル・ポイント」が優れていると思うのは、直感的、直接的な表現が多いので、理解しやすいことです。自己啓発書は、文学書ではないので、長くじっくり読む必要はないのです。その時間があったら、その本に書いてあることを、いかに自分に当てはめて実現させていくかに使うべきですから、理解しやすいのは大いに結構。

私も、この本を読んでみて、大いに啓発されました。しばらくは新しい自己啓発書は読まず、フォーカル・ポイントを実践してみようと思っています。まずは、「すべてをシンプルにする」に従って、明日、部屋の掃除と不要なものを捨てることから始めてみようと思います。

以下、少しだけレバレッジメモ。

  • 責任を取る
  • 価値のある行動に集中する
  • 生活をシンプルにする
  • 今から5年後に完璧な生活をするなら、どんな生活か
  • ゴールとそこに到達する方法だけ考える
  • 現在取り組んでいる分野のトップ10%になる
  • 成功のための行列に並ぶ、並び続ける
  • 厄介な問題に前向きに取り組む
  • 専門分野の本を毎日1時間読む
  • 戦略的に人生設計する
  • 人がうまく出来ることは、自分もうまく出来る
  • 仕事上のミッションを立てる
  • 専門化する、差別化する、顧客を細分化して集中する
  • 人間関係を重視する
  • 経済的な自立は、最初に果たすべき責任
  • 収入の1%でも貯金を始める
  • 90歳まで生きると決意する
  • 理想体重を保つことに集中する
  • 外の世界で多くを達成したいなら、まず内面から
  • 24時間で0.1%生産性を高められるか

この記事を書いた人

井上 研一

井上 研一

経済産業省推進資格ITコーディネータ/ITエンジニア。
合同会社井上研一事務所代表、株式会社ビビンコ代表取締役。
北九州市出身、横浜市在住。AIやIoTに強いITコーディネータとして活動。北九州市主催のビジネスコンテスト「北九州でIoT」に応募したアイディアが入選し、メンバーと株式会社ビビンコを創業。著書に「初めてのWatson」、「ワトソンで体感する人工知能」など。セミナーや研修講師での登壇多数。

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