うつと認める

はっきり言って、私は自分がうつだと認めていなかった。
たしかに、そういう診断書をもらい、薬ももらったのだが、それはあくまで自分の方便に医師が合わせているだけなのではないかと。

自分が怠けたい一心でやっている方便に過ぎないのではないかと。

しかし、よくよく考えてみると、重度のものではないにせよ、やはり自分はうつなのかもしれない。

そうでなければ、いま自分の目の前に起きている問題は、なぜ起きているのだろう。

心から楽しいと思ったことがここ数年、何回あっただろうか。
そのうち、お酒やお金を使うことに頼っていないことは?

長年続いている胃の痛みは何のためだろう。少なくとも、内科的な理由ではなさそうではないか。

まずは、自分がうつだと認めることから始まるのではないだろうか。

そう思う方が良いのかもしれない。

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この記事を書いた人

井上 研一

株式会社ビビンコ代表取締役、ITエンジニア/経済産業省推進資格ITコーディネータ。AI・IoTに強いITコーディネータとして活動。画像認識モデルを活用したアプリや、生成AIを業務に組み込むためのサービス「Gen2Go」の開発などを行っている。近著に「使ってわかった AWSのAI」、「ワトソンで体感する人工知能」。日本全国でセミナー・研修講師としての登壇も多数。