田中和彦さんの「それでも仕事は「好き!」で選べ」という本を読んでいます。
そもそも私が今のような状態にあるのは、仕事から満足を得られていない状態が何年も続いていることが発端と言えます。
だから、きのう、丸の内オアゾにある丸善に行ったときに、この本が目に飛び込んできたのは当然のことでした。
まだ、すべてを読んだわけではないのですが、まず自分の本当に好きなことは何なのかを探るための4つの法則と質問が紹介されています。私の場合、この質問に回答するとすれば何なのか。それを考えてみようと思うのです。
法則1 優先順位から導き出す 「限られた時間の中で何をするか?」
法則2 心の蓋を取り除いて導き出す 「絶対に成功すると保証されたら何をするか?」
法則3 過去の事実から導き出す 「休日や長期休暇のときに何をしているか?」
法則4 第三者の目から導き出す 「あなたの知人はあなたに何と言っているか?」
それぞれの質問について、今日この後のエントリーで、じっくり考えてみようと思います。
ところで、こうしたことをブログに書くのはなぜでしょう。
こうしたことは、まったくプライベートなことなので、自分の日記にでも書けば良いじゃないかという声が聞こえてきそうです。私自身も、そう思わないでもありません。
しかし、このブログを振り返ってみると、こうした考え事を私はいつもブログのエントリーを書きながらやっているようなのです。たしかに、人の目を気にする部分もあるのではありますが、その分だけ考えがまとまりやすいという利点があるのです。人様が読める状態に置いておく文章なのだから、あまりに支離滅裂になりすぎないような文章にしようと思うからです。この辺の利点と、プライバシーの天秤だと思います。
法則3に過去の事実から導き出すというのがあります。これにはブログがいちばんです。このブログには2001年からの記事があります。(2003年までは書いていない年もありますが、2004年以降は少なくとも週に1本くらいのエントリーはあります。)それを読み返せば、上京以降の10年を振り返ることが出来ます。上京以前については、記憶の糸をたどるしかありませんが、ブログのエントリーで上京以前に触れたものがないわけでもないので、参考にはなりそうです。
私は今まで、長く続いたものがほとんどないという人生を送ってきたのですが、その中で本当に数少ない長く続いているものの一つが、ブログです。
まぁ、ブログにしても一つのブログを長く続けてきたのではなくて、引っ越しやら新規やらをさんざん繰り返しながら、エントリーがたまってきて、それを統合したりしているだけなのですが。
それでも、たまっているから良いのです。
あと、ブログに書けば、たまたま読んでくれた人が、何かきっかけを与えてくれるかもしれないという邪な期待もあったりします。それは、余談ということにしておきましょう。