川柳川柳「ガーコン」

ネットで楽しめる落語を紹介するシリーズの第3弾。今日は、さきほど瀧川鯉昇さんの「粗忽の釘」を紹介しましたが、調子に乗って2本目。川柳川柳(かわやなぎせんりゅう)さんの「ガーコン」です。

おそらく、川柳さんを紹介するのは今回が最初で最後でしょう。っていうのは、川柳さんのやる落語というのはガーコンだけなので。「ガーコン」、「大ガーコン」、「超ガーコン」ってのがあるようですが、まぁ、ガーコンですよ。

以前、池袋演芸場で生で川柳さんを見ましたが、そのときは喉の調子が悪かったようで歌がありませんでした。出てくるなり「今日は歌わないからね」と宣言されてました。やっぱり、酒のせいですかね(笑)

この動画は松坂が横浜高校で活躍した頃の収録のようなので、70代前半の川柳さんですかね。「だっちゅーの」をやったり、Puffyの「これが私の生きる道」をくすぐりに使っています。

結構危ない落語です。政治的なネタも入っています。なかなか放送できない話も多いような。危険な落語家です。ご本人は強い者を批判するのだから良いのだとおっしゃいます。弱い者いじめをするのは円楽(先代)だけだと・・・。

この記事を書いた人

井上 研一

株式会社ビビンコ代表取締役、ITエンジニア/経済産業省推進資格ITコーディネータ。AI・IoTに強いITコーディネータとして活動。画像認識モデルを活用したアプリや、生成AIを業務に組み込むためのサービス「Gen2Go」の開発などを行っている。近著に「使ってわかった AWSのAI」、「ワトソンで体感する人工知能」。日本全国でセミナー・研修講師としての登壇も多数。