あなたは伸び悩んでいませんか?

今日、セミナーを受けてきました。中堅社員が伸び悩まないで成長するための考え方という内容だったのですが、自分がここ数年悩んできて、考えてきたこととの類似点がかなり多かったので、感想がてらちょっと書いてみようと思います。

伸び悩まずにすむ考え方というのは3つにまとめられていました。

  • 自分の仕事に意義を感じよう
  • 学び続けよう
  • モチベーションを上げる生活習慣を作ろう

自分の仕事に意義を感じることは最も重要ということで、セミナーでも長い時間がとられていました。

それにしても、自分の仕事っていったい何をすることで、それが何の役に立っているかという命題は簡単なようで、考え始めると深いものです。考えたあげく、自分はいまの仕事に向いてないとか、転職だとか、ジョブチェンジだとか、脱サラだとか、そういうところにはまる可能性があるので怖いのです。何しろ、私自身がこの何年もはまってしまったのだから、なおさらそう思います。
セミナーの中で、自分の仕事を小学生に分かるように説明してみようというワークがありました。私は、こんな風に説明してみました。

「私の仕事は、世の中の仕組みを作ることです。具体的にはコンピュータを使ったシステムを作っているのですが、例えばSuicaやPasmoというシステムは電車の乗り方を変えました。会社で動いているシステムは仕事のやり方を変えます。インターネットにあるWebのシステム、例えばチケット販売のシステムならチケットを買う方法を変えます。私の仕事は、こういう風にして世の中の仕組みを変えることが出来る仕事です。だから、世の中が良くなるような仕組みを作る仕事をしていきたいと思っています。」

規模・影響の大小や、中身の違いはありこそすれ、SEの仕事というのは、そういうことだと思います。コンピュータが効率化のためだけに使われていた頃ですら何らかの仕組みを変えてきたと思いますし、現在はなおさら、そういうことが求められています。

あぁ、それにしても・・・。この答えにたどり着くまで、この仕事に就いて10年以上、こうしたことを考え始めてからでも5年くらいかかりました。ちょっと時間がかかりすぎたような気もするけれど、まぁそれもいいさ。

で、こういうわりと高尚なことを思いついても、それだけではだめなのです。日々、本当にそういう仕事をしているのか、そういう志を持っているのかを確認しなければなりません。人間は、こういうことこそ、いとも簡単に忘れてしまうものです。

学ぶことは特に忘れがちです。自分の仕事を意義あるものにしようと思ったら、学び続けるしかありません。でも、それはとても難しいことです。学ばないとマンネリになるという話もありました。たしかに、私の5年前は学びを怠けていました。

モチベーションを上げる生活習慣は、ライフハック系の話題としてよく出てきます。例えば朝活とか。私の経験を振り返っても、良いライフサイクルが回っているときは、本当に快活になるものです。しかし、これもまた志や学びと同じで習慣化が難しいのです。

改めていまの自分を振り返ってみると、意義を見つけることは出来たような気がします。しかし、それを活かした、または活かすための学びや生活はまだ習慣化出来ていません。それが次の課題ということになるのでしょう。

この記事を書いた人

井上 研一

経済産業省推進資格ITコーディネータ/ITエンジニア。
合同会社井上研一事務所代表、株式会社ビビンコ代表取締役。
北九州市出身、横浜市在住。AIやIoTに強いITコーディネータとして活動。北九州市主催のビジネスコンテスト「北九州でIoT」に応募したアイディアが入選し、メンバーと株式会社ビビンコを創業。著書に「初めてのWatson」、「ワトソンで体感する人工知能」など。セミナーや研修講師での登壇多数。