MacBook Air(Mid 2012)のSSDを240GBに換装

MacBook Airを使い始めてしばらく経ちますが、128GBのSSDの空き容量が心細くなってきました。
PENTAX Qで撮った画像のインポートとかをしていると、DropboxとiPhotoで二重に取り込まれていたといった事情もあったのですが、気づくと空き容量が10GBを切っている。これはマズイ。
画像の二重取り込みをやめたりその他のデータの見直しを行って、空き容量を20GBまで戻したのですが、今後も使い続けることを考えると、やっぱり・・・。

VMWareでWindows8を動かしていてそれで20GB使っていたりとか、元凶は分からないではないのですが、それは必要が故のことであって、消して空き容量を確保すれば良いという話ではない。
それに、空き容量がもっとあれば、今はやっていないことでもやるようになるのではないかとか、そういう期待もあって・・・。

で、ネットで調べてみると、無理だと思い込んでいたMacBook AirのSSDの換装は意外と簡単にできるらしいし、換装用のSSDも(個人輸入とかではなく)ふつうに入手できるではないか。
ということで、やってみました。240GBのSSDにしたので、今の倍になりますね。

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ということで、秋葉館の通販で購入したのはこの3点セット。OWCの240GB SSDと、換装によって余った純正SSDを外部ドライブとして使うためのケース、MacBook Airをばらすための特殊なドライバー。

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現在の環境が気に入っているので、TimeMachineを使ってそのまま新しいSSDに持って行くことにします。前もってOnyXでキャッシュとかをクリーンにしておいて、TimeMachineで外付けHDDにバックアップを取りました。

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いざ開腹ですが、MacBook Airの裏面にはネジが10本あります。全て同じドライバーを使います。

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外したネジ。ヒンジ側の中央部にある2本のネジだけ長いのが分かります。
それ以外の8本のネジはかなり短くて(MacBook Airの薄さを考えれば当然ですが)、慎重に扱わないとマズいなと自然に思います。

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ついにMacBook Airの内部へ。さすがApple製品だけあって整然とパーツが並んでいます。大きな6つのパーツはすべてバッテリーですね。こう見ると、バッテリーばっかりじゃん!

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SSDを換装しました。左側がコネクタ。右側にネジが1本で止まっています。このネジはもう1本のドライバーを使います。
メモリの換装くらいの気分で、SSDの換装は完了。

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ちなみに裏蓋はこんな形状。貝殻のような彫り込みが気になりますが、この部分はファンがあるので、風の流れを制御しているものと思います。
で、この裏蓋を元に戻してネジをはめれば換装作業は完了。

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あとは普通に起動して、ディスクユーティリティでSSDをフォーマットし、TimeMachineから復元します。改めてOSのインストールをする必要はありません。

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うん。安心の空き容量。

ということで、MacBook Air様におかれましては、今後も末永くパートナーとしておつきあい願いたいと思います。

この記事を書いた人

井上 研一

株式会社ビビンコ代表取締役、ITエンジニア/経済産業省推進資格ITコーディネータ。AI・IoTに強いITコーディネータとして活動。2018年、株式会社ビビンコを北九州市に創業。IoTソリューションの開発・導入や、画像認識モデルを活用したアプリの開発などを行っている。近著に「使ってわかった AWSのAI」、「ワトソンで体感する人工知能」。日本全国でセミナー・研修講師としての登壇も多数。