Raspberry PI B+を発注しました

Raspberry PIの新モデルB+が発表されました。
日本では昨日(7月16日)から購入できるようになったのですが、早速発注しました。

Raspberry PIは、既にModel Bを購入していて、最初はプライベート用途だったのですが、今では仕事になってきています。
今回の新モデルModel B+は、Model Bの新バージョンということになっています。
その違いについて、見ていこうと思います。

USBポートが2個から4個に倍増

今回のバージョンアップで最も嬉しいのは、USBポートの倍増です。
今までの2個だと、キーボードとマウスをつないだら終わり。さらにWiFiドングルや外部ストレージの接続をしようとすると、USBハブが必須でした。

それが4個になると、上に挙げた4デバイスが全て本体に接続出来ます。

消費電力の低減

消費電力が0.5〜1W程度低減しているとのことです。
今までもMicroUSBでの電源供給で良かったので特に消費電力を気にすることもなかったのですが、本体の消費電力が低減すれば、その分増設されたUSBポートへの給電余力が増えるのではないかと思います。

また、外出先で使用するような用途だと、電力はスマホ用のモバイルバッテリーを使うことが多いと思います。その場合も消費電力が低減したのは嬉しいことですね。

電子工作用のピンヘッダーが26ピンから40ピンに増えた

写真だと左上にあるピンヘッダーが増えています。
私はまだこのピンヘッダーを使うような工作をしたり、拡張ボードを使ったりしていないので、直接の影響はないのですが・・・。

ただ、この変更で以前はピンヘッダーの横にあったアナログ映像端子とオーディオ端子が、HDMI端子側に移動しました。

ストレージがSDカードからMicroSDカードに変更

写真の左側中ほどにあるストレージのスロットが、SDカードからMicroSDカードに変更になっています。
それに合わせて、スロットの位置がかなり外側に寄っていることが分かります。

以前はSDカードを挿すと、基板よりもかなりはみ出てしまって、運用時に引っかけて抜けてしまわないかとか不安なこともあったのですが、MicroSDカードはかなり小さいので、実際に挿してみるとどのような感じになるのか注目です。

音源回路の改善と、アナログ映像端子とオーディオ端子の一体化

音源回路が改善され、音質が向上したとのこと。
また、アナログ映像端子とオーディオ端子が一体化して、上記のとおりHDMI端子の横に移動しています。

ふつうのイヤホンも今までどおり使えるということなので、音質が向上したとなれば、音楽プレーヤーのような使い方も出来るかもしれませんね。

値段は変わらず

値段は変わらず35ドル。日本のRSオンラインだと3,940円です。

あとは届いてから・・・

早速、日本のRSオンラインで発注したので、あとは届いてから書きます。

この記事を書いた人

井上 研一

株式会社ビビンコ代表取締役、ITエンジニア/経済産業省推進資格ITコーディネータ。AI・IoTに強いITコーディネータとして活動。2018年、株式会社ビビンコを北九州市に創業。IoTソリューションの開発・導入や、画像認識モデルを活用したアプリの開発などを行っている。近著に「使ってわかった AWSのAI」、「ワトソンで体感する人工知能」。日本全国でセミナー・研修講師としての登壇も多数。