Raspberry PI Model B+が届いたけど、SDカードのコピーで少しハマる

注文したときはすぐ書いたのですが、届いてからはしばらく書かないままでした。

なので、いまさら感満載ですが・・・。

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Raspberry PI Model B+。
箱は以前のModel Bと同じです。ただ、Model B+と書いてあるところが違う程度。

箱は同じでも中身はかなり違う!

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そう、中身はかなり違います。
USBコネクタのモジュールが2つ(写真右上)付いてます。1つのモジュールに2つコネクタがあるので、都合4つのUSBコネクタがある。これが、Model B+の最大の強みだと思います。

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ね、USBが4つ。

ストレージはmicroSDに

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裏側。ストレージがmicroSDになったので、スロットがかなり小さくなりました。

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実際にmicroSDカードを挿してみると、少しだけ出っ張る程度。
以前のModel Bでの(普通のサイズの)SDカードだと、カードの半分くらいがはみ出るくらいで、何かの拍子に抜けやしないかと不安になりましたが、これなら大丈夫。

microSDスロットは、押し込んで抜くタイプ。挿すときもカチッとはまるので安心感があります。

Model Bからの移行はちょっと面倒なことも・・・

Model Bで作り込んだ環境は、基本的にはModel B+でも問題なく使えます。
ただ、ストレージが変わっているので、SDカードの中身をmicroSDカードに移す必要があります。

元のSDカードの中身からイメージファイルを作って、新しいmicroSDカードに焼けばOK。
ただ、同容量のSDカード(microSDカード)でも、メーカー等によって微妙にサイズが異なるので、microSDカードの方がサイズが小さかったりすると、セクタ数が足りないとかでエラーになったり、焼けても中途半端にパーティションが足りないといったことが起こるかもしれません。(実際に、私には起きました。)

そういう場合は、セクタ数が足りているmicroSDカードを探してくれば良いのですが、お店で買うときにセクタ数が分かるわけでもなく・・・。
ちょっと面倒ですが、NOOBS用のインストールパッケージを作ると何の問題もなく移行できます。

Raspberry PIの公式フォーラム(日本語)で、8GSDカードを別の8GSDカードにバックアップでエラーがという質問があり、この回答が非常に役立ちました。

この記事を書いた人

井上 研一

株式会社ビビンコ代表取締役、ITエンジニア/経済産業省推進資格ITコーディネータ。AI・IoTに強いITコーディネータとして活動。画像認識モデルを活用したアプリや、生成AIを業務に組み込むためのサービス「Gen2Go」の開発などを行っている。近著に「使ってわかった AWSのAI」、「ワトソンで体感する人工知能」。日本全国でセミナー・研修講師としての登壇も多数。