【名古屋遠征シリーズ2】名古屋コーチンという手があった!「ぼう家 栄店」

名古屋遠征シリーズの2回目です。
前回は串揚げの「味串」で生中を1杯だけでサクッと店を出たのですが、それはこの本戦に備えるため。

名古屋コーチンという手があった

名古屋めし。Wikipediaで調べてみると、天むす、味噌カツ、ひつまぶし、台湾ラーメンをはじめ、色々なものが挙がっていますが、僕の中のイメージだと、味噌カツ、手羽先、海老フライですかね。

で、味噌カツは矢場とん、手羽先は世界の山ちゃん、海老フライはどこだろう。店の名前は出てこないのですが、数年前に名古屋に初めて来たときにも海老フライを食べたような気がします。

一人飲みで何か・・・というと、矢場とんだと食事になっちゃうし、世界の山ちゃんは一人で行って良いのかな?そもそも、東京にもありまくるし。海老フライもやっぱり食事だよね。ということで、どうしようかと。

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雨はドンドン強くなるし、とにかくどこかに・・・と思って、探していたらみつかりました。「ぼう家 栄店」。焼き鳥屋か、名古屋っぽくないな。と思ったんですが、そうだ、名古屋コーチンの焼き鳥じゃないか!これなら名古屋っぽい!と思って、入ってみたんですな。

中を覗くとカウンターがあるし、一人で飲んでる人もいたし。

名古屋コーチンの4種盛り

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さすがにホッピーは置いてなかったので、ふつうに生ビールを頼みまして、ツマミはやっぱり名古屋コーチン。「お得なコーチン4種盛り」を発注。980円。

カウンターにいたので、ちょうど目の前あたりが焼き台。そりゃあもう、大事に大事に焼いてくれます。塩ふりアクションも華麗だし、ハサミを取り出してチョキチョキ整形までしてる!あれ、何を整形しているのだろう。焦げとかを取っているのかな?

で、焼けてきたこの4本。もも、ねぎま、ささみ、手羽先。
感心したのは、ももと手羽先ですね。ももは噛めば噛むほど味わいが増すし、手羽先はちょっと身が堅めなんですが、やっぱり味わい深い。これぞ、名古屋コーチンか!と。

コーチンムネ肉のたたき

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鶏の刺身、好きなんですよね。
ということでメニューを見てみると、「コーチンささみのしもふり」と「コーチンムネ肉のたたき」という2種類の刺身がありました。
どちらにしようかと悩んだのですが、今回は「コーチンムネ肉のたたき」。

ムネ肉なのであっさりしているのですが、やはり噛みしめると味が出てきます。炙ってある香ばしさと、ポン酢の味が相俟って、旨いのなんの。
ポン酢には薬味で一味と山椒を入れてみたのですが、これは正解でした。

とにかくこれは酒が進むってんで、焼き芋焼酎の黒瀬を発注。飲み方は水割りで。冬場だったら、お湯割りで芋の香りをプンプンにして、ムネ肉のたたきと一緒にやったら、どれだけ旨かろうか・・・。

またもや絶品のつくね

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で、ですね。
このビジュアルを魅せられるとですね、発注せざるを得ないと思うんですよ。
串ものでも、つくねだけは、串から抜かれて出てきます。
一緒に入っている卵の黄身。これも当然名古屋コーチンの卵なわけですが、この黄身をつけて、濃厚な味わいのつくねに、濃厚な味わいのタレ、そして濃厚な味わいの黄身という、濃厚トリオで、濃厚に味わえ!とうことなんですね。

ここにも一味と山椒を乗せてみました。
ふつうにテーブルの上に山椒が置いてあるんですが、これは素晴らしいと思うのですよ。
だいたい、どこのお店でもテーブルの上に置いてあるのは、醤油と七味でしょう。それはそれで置いておいて欲しいのだけど、一味と山椒も置いて欲しい。それだけで、同じメニューでもぐっと味わいのバリエーションが増えるはずです!

肝心の味ですが、やはり濃厚トリオの実力を見せつけられたのですが、決してクドくはありません。終盤戦に発注したので、ちょっとボリュームが・・・と思ったのですが、さらっと平らげました。

まとめ

ということで、名古屋コーチン三昧となった「ぼう家 栄店」。
大通り沿いではなく、脇道にひっそりある感じなので、是非探してみてください。

このお店を目指して来たわけではなく、なんとなく一人飲み出来そうなお店のある方に歩いてみたら見つかったのです。
次に名古屋に来るときは、このお店を目指して来ることになりそうですが、我ながら、こういうお店のある方角を探し出す嗅覚は大したものだと思いました!

この記事を書いた人

井上 研一

株式会社ビビンコ代表取締役、ITエンジニア/経済産業省推進資格ITコーディネータ。AI・IoTに強いITコーディネータとして活動。画像認識モデルを活用したアプリや、生成AIを業務に組み込むためのサービス「Gen2Go」の開発などを行っている。近著に「使ってわかった AWSのAI」、「ワトソンで体感する人工知能」。日本全国でセミナー・研修講師としての登壇も多数。