IBM Cloud 冬の大勉強会でWatson Discoveryについて登壇しました(資料公開)

昨日、永田町GRIDで行われたBluemixユーザーグループ(BMXUG)主催の「IBM Cloud(Bluemix)冬の大勉強会」に、私と、私が講師を務めるTECH GARDEN SCHOOLの塾生スタッフである小倉さんで登壇しました。

テーマはWatson Discoveryについてです。多くのユーザーが活用していたRetrieve and Rank(R&R)とDocument Conversion(DoC)の廃止を受けて、後継サービスとしてDiscoveryが指定されており、それだけに注目が高いサービスだと思います。

当日の資料を公開します。

Watson Discoveryの活用とR&Rからの移行 from Kenichi Inoue

懇親会では、R&RからDiscoveryへの移行について、Apache Solr(R&RのRetrieveに相当)の機能をいろいろ使っていると、移行はそれほど簡単ではないのではないか?というご指摘をいただきました。おっしゃるとおりだと思います。私も企業などでR&Rの導入を行っており、Discoveryへの移行も進めているところですが、たしかにSolrの機能をガッツリ使っていたかというと、そうでもないんですね。そのため、簡単に移行出来るという印象につながったのだと思います。

おかげさまで、私たちの登壇がベストスピーカー賞の第3位をいただきまして、投票いただいた皆さま、ありがとうございます。
ちなみに、ベストスピーカー賞は1位から3位までWatson関連の内容が続き、Watsonの勢いを感じたところでもあります。

来年もいろいろとWatson関連で控えておりますし、今後とも関係を深めていきたいと思います。
BMXUGの皆さん、ありがとうございました。

この記事を書いた人

井上 研一

株式会社ビビンコ代表取締役、ITエンジニア/経済産業省推進資格ITコーディネータ。AI・IoTに強いITコーディネータとして活動。画像認識モデルを活用したアプリや、生成AIを業務に組み込むためのサービス「Gen2Go」の開発などを行っている。近著に「使ってわかった AWSのAI」、「ワトソンで体感する人工知能」。日本全国でセミナー・研修講師としての登壇も多数。