国立劇場で歌舞伎を観てきました

昨日は東京・半蔵門にある国立劇場で歌舞伎を観てきました。

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歌舞伎を観るのは初めてだったので、何についてもよく分からない中ではあったのですが・・・。12時開演で最初の1時間半ほどは元禄忠臣蔵という新歌舞伎のうち、御浜御殿綱豊卿という二幕五場の演目。途中で35分の休憩を挟んで、後半は積恋雪関扉(つもるこいゆきのせきのと)という常磐津連中。

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前半の元禄忠臣蔵はセリフがしっかりしているので内容が追いかけやすく、初めての歌舞伎鑑賞でもしっかり理解して楽しむことがで来ました。その中で、最終盤のシーンではさくらの花びらがキラキラと落ちる演出が綺麗でした。

後半の積恋雪関扉は大半が常磐津という謡でセリフが語られるので、パンフレットなどで内容を頭に入れておかないと、どういうストーリーが進んでいるのか分からないというのが正直なところ。いかにも歌舞伎という迫力は感じましたが、なかなか難しいものだな・・・。というのが率直な感想。

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35分という長い休憩時間で、食事です。国立劇場は2階がレストラン、3階が軽喫茶になっています。休憩時間中は客席で食事することも可能なようです。

2階のレストランは開演前に予約しておけば、座席と料理を準備して待っていてくれるようですが、私たちは遅めに行ったのでその場で注文しました。上の写真が最も早く出てくるお弁当。吸い物が付いています。

これを食べていると、あっという間に後半の開演5分前のブザーが鳴ったので、客席に戻りました。

歌舞伎というとチケットが高価な上に入手しづらいという印象があったのですが、今回は国立劇場だったので、比較的安価でかつ気軽にチケットを取ることができ、初めての歌舞伎鑑賞をすることができました。

私が好きな落語では歌舞伎を題材にしたネタが多く、両方を観ると相乗効果があると思うので、今後も折を見て歌舞伎も観ていきたいと思います。次回は、やっぱり歌舞伎座にも行ってみたいところです。

この記事を書いた人

井上 研一

株式会社ビビンコ代表取締役、ITエンジニア/経済産業省推進資格ITコーディネータ。AI・IoTに強いITコーディネータとして活動。2018年、株式会社ビビンコを北九州市に創業。IoTソリューションの開発・導入や、画像認識モデルを活用したアプリの開発などを行っている。近著に「使ってわかった AWSのAI」、「ワトソンで体感する人工知能」。日本全国でセミナー・研修講師としての登壇も多数。