放送大学 大学院の受講が始まる

昨日、やっと放送大学 大学院の入学許可書が届きました。締め切りギリギリに出願したので、入学許可書の到着が4月1日を過ぎてしまったのですね。(事前のアナウンスどおりです。)

これが届かないと授業を受けることができないので、心待ちにしていたのです。早速、昨日の夜から受講を始めました。

1年間2学期制で、1学期の受講科目の最終レポート提出は7月中頃。15回の授業を受けて中間レポートと最終レポートに取り組むことになるので、結構時間に追われそうです。

私は、今学期は出願時に登録した2つの科目を受講します。

データの科学

この科目は最も自分が興味のあるもので、ほとんど今の仕事そのもの。ビッグデータ、IoTという話から始まって、回帰分析や主成分分析といった分析手法を学びます。分析ではRを使うようです。RはAnacondaをインストールするとPythonと一緒に入るので、私のPC的にも準備万端。

この科目を学ぶことで、私の仕事にも直接的に生きてくると思いますし、もう一つ受講している科目で修士課程で研究を進める際に、データを集めて、分析して、可視化するということは必要になります。そのための基本的な学びという側面もあると思います。

研究のためのICT活用

もう1つがこの科目。私は大学では卒業論文を書かずに卒業したので(卒業論文を書くというコースもあったのだけど、選択しなかった…)、修士論文を書かねば修了できない放送大学の大学院で学ぶ上で、この科目を最初に受けておくことは重要だと思いました。

私はまずは修士選科生として、研究計画書を出すことなく入学したのですが、ある程度単位を取った後に、実際に修士を目指すには研究計画書を出して修士全科生になる必要があります。いざ研究計画書を書くといっても、自分が何に問題意識を持っていて、何を研究課題に設定するかといったことを考えないといけません。それで、修士選科生としての各科目の学びと合わせて、そもそも研究って?論文って?ということを知っておく必要があると思ったのです。

Surface Pen+OneNoteで受講すると快適!

ということで、実際の学びが始まりました。この2科目はどちらもオンライン開講なので、ネット上で動画を見ながらノートを取っていく(科目によってはメモ用スライドPDFも準備されている)、また、講義資料を読み込んでいくという形態です。この形態はとても良くできていて、私が使っているSurface ProだとSurface Penを使って手書きでメモを取ったり、講義資料にアンダーラインを引いていくということができます。そうした作業を私はOneNoteを使ってやることにしました。その辺のツールの使い方なんかも、また書いていきたいと思います。

この記事を書いた人

井上 研一

株式会社ビビンコ代表取締役、ITエンジニア/経済産業省推進資格ITコーディネータ。AI・IoTに強いITコーディネータとして活動。2018年、株式会社ビビンコを北九州市に創業。IoTソリューションの開発・導入や、画像認識モデルを活用したアプリの開発などを行っている。近著に「使ってわかった AWSのAI」、「ワトソンで体感する人工知能」。日本全国でセミナー・研修講師としての登壇も多数。