MacBook Pro 13インチでニューノーマルに移行する

私は、なんだかんだとMacBook Pro 13インチが手元にある生活をしています。何度か買い替えたりはしているのですが、スペックが必要な仕事をしなきゃということになると、出番がやってくるという感じです。
できれば、LTEを搭載したPCを使いたい人なので、Let’s noteやSurfaceに浮気することも多いのです。iPad ProとMagic Keyboardさえ(あと、リモートデスクトップで使えるPCも)あれば仕事はできるのではないかというチャレンジも途上だったりします。

「新13インチMacBook Proと、これからの時代を生きる」という、なかなか重たい?タイトルのMacBook Pro 13インチのレビュー記事を見つけました。

この記事に書いてある提言は、「長く使うにはスペックが高いものを選ぶべきだ」ということと、「用途に合わせてサイズを選ぶべきだ」という2点だと思います。ただ、後者については新型コロナで新しい生活様式が求められる中で、外出先でPCを使うということが以前よりも限られるのではないか?それならば、16インチのMacBook Proでも問題ないのではないか?でも、やっぱり数年後には在宅でも外出先でも自由に仕事ができる世界になっていて欲しいという思いも込めて13インチという選択に至った。そういうことなのでしょう。

私自身のことを振り返ると、緊急事態宣言が出て以来というもの、ほぼフリーランスな仕事をしているので、ただでさえ在宅ワークが多かったのが一気に拍車がかかり、ほとんど外で仕事をしないという状態になりました。緊急事態宣言が解除されて以後は、多少は外出するようになったり、以前よりぐっと頻度は低いものの出張での仕事も出てきました。でも、やっぱり在宅が多いというのは間違いありません。

もう一つ思うのは、一寸先は闇ということ。もし、自分が新型コロナに感染したとしたら、逆に自宅ではなくてホテルとか病院にずっといなければならないという生活になる可能性もあります。つまり、ずっと自宅で仕事していることができない状況に自分がおかれる可能性もあるわけです。新型コロナだけはなく、九州での豪雨災害のような状況においては自宅ではなくて避難場所で仕事ということもあり得る。

少し極端な例だったかもしれませんが、何が言いたいかというと、どこにいても安定したパフォーマンスを出せる仕事道具を準備しなければならないということ。そして、昨日の仕事の続きを必ず今日取り掛かれるようにするには、緊急の時だけ使える道具を準備していてもダメで、常用しなければならないということ。

そう考えると、どんな用途でも対応できる高性能なPCを、どんな環境下においても常用することが求められるわけです。もしかしたら、それがニューノーマルなのかもしれない。

それができるPCは何だ?ということを考えると、その現実的な選択は、MacBook Pro 13インチなのではないか。確かに、LTEだとかタブレットになるといった特徴を求めるなら他の選択肢になるのですが、残念ながらその選択肢を選ぶと、「どんな用途でも対応できる高性能」を諦めないといけないのです。(例えば、SurfaceにおいてLTE搭載で常用できる機種を現実的に選択すると2017年モデルのSurface Pro LTEしかなく、デュアルコアの第7世代CPUと8GBのメモリ、256GBのSSDで全てに耐えなければならない。)

まずは高性能、持ち歩ける、そしてiPhoneやiPadと組み合わせた時の使いやすさ。この3つを兼ね備えるデバイスを、出来るだけ常用していく。そうすることで、仕事をハイパフォーマンスのまま継続する。

このMacBook Pro 13インチでニューノーマルを実現していきたいと思います。

この記事を書いた人

井上 研一

株式会社ビビンコ代表取締役、ITエンジニア/経済産業省推進資格ITコーディネータ。AI・IoTに強いITコーディネータとして活動。2018年、株式会社ビビンコを北九州市に創業。IoTソリューションの開発・導入や、画像認識モデルを活用したアプリの開発などを行っている。近著に「使ってわかった AWSのAI」、「ワトソンで体感する人工知能」。日本全国でセミナー・研修講師としての登壇も多数。