家を買うまで(1)

このブログを始めたというか、AsahiNetと契約するに至ったのは、家を買うことになったからである。戸建の家を買って、そこにネット回線を引かねばならない。今まで住んでいたのはマンションばかりで、そういうところは簡単にネットが引けるが、戸建となるとそうもいかない。

それはさておき、せっかく自分の家にネットを引くのだから、固定IPでいろいろ遊びたいというのが人の常である。だから、固定IPを安価に導入できるプロバイダとしてAsahiNetを選ぶに至ったのだ。

さて、家を買うまでである。長い話になるだろうから、あらかじめ(1)としておいた。
家を買おうと思い立ったのは、自分自身が40代になって、結婚もして、そろそろ落ち着きたいと思ったからだ。落ち着きたいのは主に仕事なのだけど、社会人になって上京して以来、20年間主に東京で過ごしてきて、仕事も東京でやって。だけど、数年前に独立して企業支援みたいなことをやりたいと思ったときに、自分が今後も腰を落ち着け続けるかどうかわからない東京で、そのお客さんを探して良いものかと思った。企業支援はずっと続く仕事だから、頼む方はずっとその地域にいるだろう人に頼みたいだろう。だから、結局のところ、私はそういう仕事をほとんどしないまま、それまでの延長線上にあるような仕事をしていた。

だけど、このタイミングで家を買って、腰を落ち着ける場所ができたなら、もう一度、その場所で企業支援をきちんとやれるのではないか。地域に根付くことができるのではないかと思ったのだ。幸い、生まれ故郷に家を買い、戻ることができるのだから、格好である。

そんな具合で家を買うことを決めたのだが、あとは、買うに至るまでの道筋を少しずつ書いていこう。

この記事を書いた人

井上 研一

株式会社ビビンコ代表取締役、ITエンジニア/経済産業省推進資格ITコーディネータ。AI・IoTに強いITコーディネータとして活動。画像認識モデルを活用したアプリや、生成AIを業務に組み込むためのサービス「Gen2Go」の開発などを行っている。近著に「使ってわかった AWSのAI」、「ワトソンで体感する人工知能」。日本全国でセミナー・研修講師としての登壇も多数。