家を買うまで(6)

前回、売買契約の締結まで書いた。
次は、金消だ。金銭消費貸借契約。これは本審査が通った次のステップで、お金を借りますよ!という契約だ。

住宅ローンを借りる過程をざっと示すと、こんな感じか。

・仮審査「お金、借りれそうですか?」
・本審査「お金、貸してくれますか?」
・金銭消費貸借契約「お金、貸してください。」

仮審査では金融機関からは、この人にお金を貸して良いのだろうか?いくらまで貸して良いのだろうか?ということが判断される。一般の銀行の住宅ローンなら、保証会社が必ず付くので、銀行と保証会社の両方でチェックされる。信用情報機関を使う旨の合意書もサインが必要なので、いわゆるブラックリストもチェックされる。
だから、仮審査がOKなら、よほどのことがなければ本審査もOKとなる。

本審査では提出する書類が少し増える。仮審査では私の場合(会社経営なので)確定申告書と会社決算書をそれぞれ2年分提出した。
一方、本審査では市役所などで取得できる収入証明(課税証明書、納税証明書)と、税務署で取得できる納税証明書その1・2を出した。仮審査で判断材料にした情報の裏取りのようなものだ。あと、仮審査がOKになった後、本審査までの間に新たなローンを組んだりすると本審査がNGになることがあるらしい。もう一度、信用情報機関のチェックが入るので要注意。この間は、クレジットカードで買い物をしても一括払いしか使わないようにした。

今回の物件は売主側がやたら決済を急いでいたので、本審査のOKが出ることを前提に金消の日程も決めた。ついてでに決済の日程も決めた。
本審査のOKが出たのは、金消の日程の前日の朝、間に合った。
また、金消の時点ではリフォームの契約書も必要なので、それも準備して提出した。

この時、最終的な実行金利も分かった。仮審査の段階では0.725%という話だったが、再度、申し込み内容がチェックされて、特別金利の0.475%が提示された。変動金利限定ということだが、地銀でこの金利なら異論はない。
この金利は融資手数料型なので、保証料一括型を選び(この方が繰上げ返済した場合に保証料が戻ってくる可能性が出てくる)、さらに団信はがんだけでなく、3大疾病+5大生活習慣病まで付けたので最終的な金利は0.825%となった。

この記事を書いた人

井上 研一

株式会社ビビンコ代表取締役、ITエンジニア/経済産業省推進資格ITコーディネータ。AI・IoTに強いITコーディネータとして活動。画像認識モデルを活用したアプリや、生成AIを業務に組み込むためのサービス「Gen2Go」の開発などを行っている。近著に「使ってわかった AWSのAI」、「ワトソンで体感する人工知能」。日本全国でセミナー・研修講師としての登壇も多数。