キャリア系公衆Wi-Fiの二刀流がかなり良い

MacBook Proをメインマシンとして使うようになって、まだ3ヶ月くらいですが、それまでのメインだったLet’s noteと違うのは、LTEでの通信機能がないことです。
Let’s noteやSurfaceといったLTE機能搭載モデルのあるPCを買うときは必ずそれにしているのですが、MacBookはそもそもそのようなモデルがありません。LTE通信したかったらiPadを買え!ということなのでしょうが、それでは出来ないことが多すぎます。
そこで、iPhoneかiPadのテザリングでMacBookをネット接続するという方法を使うことになります。
同じAppleデバイス間のテザリングなので、安定はしているのですが、さすがにMacBookを開いてすぐに接続というわけにはいきません。テザリングできるようになるまで、ちょっとしたタイムラグがあるんですよね。1分くらいなんだけど。

ところで、iPhoneやiPadの通信回線は、法人契約のドコモなんですね。iPhoneで使っている方のSIMを5Gギガホ契約して、+1,000円でiPad側のSIMを容量を共有する形で使っています。(とはいえ、共有している側のSIMは月に30GBがマックスのようですが。)

で、法人契約のドコモだと、ドコモビジネスWi-Fiというのが無料で使えるようになっています。よく街中で見つける0000docomoとか0001docomoというSSIDの公衆Wi-Fiなのですが、これがPCやMacからでも無料で使い放題!しかも、ログイン情報は記憶できるようになっているので、ドコモビジネスWi-Fiの使えるエリアなら、MacBookを開いた瞬間にもうネットにつながっている!これは素晴らしい。

あと、ビックカメラのBIC SIM契約もあって、これはIIJmio+Wi2なのですが、Wi2はau系の公衆Wi-Fiサービスで、結構強いです。で、このWi2もwi2eapというSSIDでは、Wi-FiモジュールのMACアドレスを登録することで自動ログインが可能になっています。ドコモほど接続までのスピードが速いわけではないですが、これも充分使えるわけです。
例えば、スタバとかだとスタバが提供するWi-Fiは1時間で切れる(再接続すれば使える)ようになっているのですが、スタバにはほぼwi2eapもあるので、こっちにつないでおけば途中で切れるようなことはありません。

ということで、我がMacBook Proは、ドコモとau(系)の両方のWi-Fiに自動接続するようになっているわけです。これで、かなりテザリングの手間が減りました。ちょっとしたことなのですが、かなり快適になるのです。

この記事を書いた人

井上 研一

株式会社ビビンコ代表取締役、ITエンジニア/経済産業省推進資格ITコーディネータ。AI・IoTに強いITコーディネータとして活動。2018年、株式会社ビビンコを北九州市に創業。IoTソリューションの開発・導入や、画像認識モデルを活用したアプリの開発などを行っている。近著に「使ってわかった AWSのAI」、「ワトソンで体感する人工知能」。日本全国でセミナー・研修講師としての登壇も多数。