久々のWindows、久々のSurface Pro

昨年から1年くらいはMacBook Pro M1 Maxを中心に使ってきました。
多少重いことと、M1チップの互換性のなさということを除いては不満はなかったのですが、久々にSurface欲が湧きました。

Surface Proは、2019年から2020年頃に、Surface Pro LTE Advancedを使っていたのですが、Surface Pro 5のラインナップで当時でもちょっとスペックが気になる感じでした。でも、LTE搭載であることの利便性を優先して愛用していた次第。

そのSurface Proシリーズは、Arm系のチップのSurface Pro Xというものもあるのですが、Surface Pro 9ではPro Xのラインも統合されて、Intel CPUのPro 9とArm CPUのPro 9ができたのです。で、WANを搭載したモデルは5G対応のArm系に収斂されて、いまのところ法人モデルでもIntel CPUのWAN搭載モデルは登場していません。

ということで、もしかしたらIntel CPU搭載のSurfaceでWAN搭載なのは、Surface Pro 8が最後になるのかも・・・という気がしたので、このタイミングでSurface Pro 8のLTEモデルを購入しました。CPUは第11世代のCore i7、メモリは16GB。ベースが2021年モデルなのでやはり型落ち感があるのですが、それでもi7だし、メモリも16GBあるので、数年は戦えるスペックだろうと思います。Intel CPU搭載のWindowsという鉄板の組み合わせはなんだかんだと安心感があるものです。

カフェでもLTE搭載は便利。このLTE欲、たまに出てくるのですよね・・・。最近は、テザリングも公衆Wi-Fiも随分便利になったのですが、LTEには敵いません。

凄いのは、Surface Pro 8では、microSDスロットがなくなった代わりに?SSDの換装が可能になったこと。
購入したモデルでは256GBのSSDが搭載されていたのですが、m.2 2230タイプのSSDを準備すれば、簡単に換装できます。

キックスタンドを開いたところにSIMスロットと共通の蓋があり、それを開けるとSSDが見えます。
手前にあるのはSIMスロットですが、eSIMにも対応しているのでそちらを使っています。

m.2 2230のSSDはかなりレアなのですが、探せばあります。私はジョーシンのYahoo!ショッピングの店舗で購入しました。Micron製のなんと2TBのSSDです。第11世代Core i7/16GBメモリに2TB SSDとなると、かなりパワフル感が出てきます。

Surface Pro 8からは、狭額縁になりました。画面が大きいというメリットがあるだけでなく、デザインが古びて見えず、長く使えそうという印象です。
ただ、重量は以前より100g程度重くなっています。片手で持って使うことは無理ではないのですが、それほど楽ではありません。寝モバしたい場合は、キックスタンドを上手く使って適当なところに置きながらとかでしょうか。ただ、バッテリー持ちが16時間と以前より随分良くなっているので、その点はトレードオフでしょうか。

MacBook Proにせよ、Surface Proにせよ、しっかり使う時はデスクトップスタイルで、キーボードもポインティングデバイスも外付けのものを使います。その際、MacBook Proはクラムシェルで使っているのですが、Surface Proではキーボードを取り外してタブレットモードで立てておくことができるので、サブディスプレイとして使えるのは便利ですね。
また、タッチパネルですし、ペンも使えるので、文書や論文などを読みやすいのも利点。

ということで、しばらくはSurface Pro中心でやっていきたいと思います。

ちなみに、SDGsなパッケージも好感が持てます。

この記事を書いた人

井上 研一

株式会社ビビンコ代表取締役、ITエンジニア/経済産業省推進資格ITコーディネータ。AI・IoTに強いITコーディネータとして活動。2018年、株式会社ビビンコを北九州市に創業。IoTソリューションの開発・導入や、画像認識モデルを活用したアプリの開発などを行っている。近著に「使ってわかった AWSのAI」、「ワトソンで体感する人工知能」。日本全国でセミナー・研修講師としての登壇も多数。