久留米市で生成AIセミナーに登壇しました

今日は、久留米シティプラザで開催された、令和5年度久留米市ワーク・ライフ・バランス促進事業 ワーク・ライフ・バランス促進セミナーに「生成AIの活用」をテーマに登壇させていただきました。ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。

久留米市では、ここ2年間、IoTやAIをテーマにしたDX実践セミナーで登壇させていただいていたのですが、今回はワーク・ライフ・バランスのセミナーということで、ITを活用した生産性向上のカギとなる生成AIについてのお話でした。

例年、セミナーの企画協力をされている、福岡のITコーディネータ届出組織である一般社団法人IT経営コンサルティング九州(ITC九州)にお声がけをいただいて登壇していたのですが、今回は私もITC九州のメンバーとしての登壇です。

Microsoft Copilot(Bing AI)を使用した実習

生成AIは実際に触ってみるのが一番です。ChatGPTのようなチャット形式のサービスなら、すぐに使い始めることができます(その辺が、データを準備してモデルを作ることから始めないといけない認識・予測AIとの違いですね)。

今回は、アカウント登録なしですぐに使えるMicrosoft Copilot(Bing AI)での実習を行いました。Microsoftアカウントでログインすれば、無料でも画像生成ができたり、一つのトピックでの会話のやり取りが多くできたりと、かなり使えるのですが、ログインしていなくてもそこそこ使えます。

ちょっと時間が押していて、一つ一つのプロンプトをしっかり説明することはできなかったのですが、生成AIは公開されている情報はかなり知っているけど、企業内の秘密の情報や、個別具体的な仕事のノウハウなどは一切知らない新入社員みたいなものであること。指示は具体的に、できれば作業順序も示して。という、いつもお話ししている生成AIの使いこなしのコツはお話しできたと思います。

あとは、実際に使ってみていただく。プロンプトを試行錯誤して、生成の違いを試してみる。それで、使い始めの第一歩としては充分でしょう。

注意点と発展的な活用法

こんなに便利な生成AIなので、仕事でどんどん使いたくなるところです。もちろん、どんどん使っていただければ良いのですが、注意したいこともいくつかあります。

誤った情報が生成されることがあること、著作権侵害などの可能性があること、プロンプトに入れた情報がAI自体の学習に使われる可能性があること、この3点は特に重要です。3つ目については、Bingでは学習に使われることはないし、ChatGPTでもオプションをきちんと設定すれば良いのですが、情報漏洩につながってしまうので、しっかり確認する必要がありますね。

セミナーの最後ではそんな注意点についてのお話もしながら、RAGなどの発展的なお話も少し。

セミナー後の質問タイムでは、活用事例についてや、RAGで何ができるのかといったご質問もいただきました。興味深く聞いて、体験いただけたのだろうと思います。何よりです。

潘陽軒本店のラーメン

セミナー前のランチには、会場の近くにあった潘陽軒本店さんで久留米ラーメン。

博多とは違う中太麺で、スープは豚骨の味をしっかり感じられるものの意外とあっさり。食べ飽きない感じで、美味しかったです。

この記事を書いた人

井上 研一

株式会社ビビンコ代表取締役、ITエンジニア/経済産業省推進資格ITコーディネータ。AI・IoTに強いITコーディネータとして活動。画像認識モデルを活用したアプリや、生成AIを業務に組み込むためのサービス「Gen2Go」の開発などを行っている。近著に「使ってわかった AWSのAI」、「ワトソンで体感する人工知能」。日本全国でセミナー・研修講師としての登壇も多数。