小倉で柳家喬太郎独演会

今日は柳家喬太郎の独演会に。前回の柳亭市馬さんに続き、小倉で喬太郎さんが見られるというのは有難い。

小倉でも満席でしたが、東京だとなかなかチケット取れない人気者ですからね。

古典一席、新作一席。

古典の蒟蒻問答は、生で見るのは初めてなような。ラジオやCDでは落ちの分からない噺で、こういう噺はライブで見た方が良いですね。もちろん、テレビやYouTubeでも分かるんですけれども。

新作の任侠流山動物園は、三遊亭白鳥さんの作。新作でもやる人が増えていくと新古典のようになったりするものの、この作品は任侠と名前がつくだけに次郎長伝やら講談風の演出やらぶっ飛んでいるので、無理かもしれない。。(でも、今のところ全10作の続きものになっていたりする壮大な作品。)

登場人物(ほぼ動物ブヒッ)一つ一つの小ネタが喬太郎さん随一の演技力と相俟って爆笑。やっはり、時そばをコロッケそばにまで持っていける人は違う。。。

前座の花ごめさんは花緑さんのお弟子さんとのことですが、わりと長めの新作を披露。真打昇進も決まっているとのこと。

とういことで、今後の出演もさん喬、米團治、昇太など豪華。秋(だったかな?)には黒崎で宮治、桃花の二人会など、北九州の落語会がなかなか楽しみなのであります。

この記事を書いた人

井上 研一

株式会社ビビンコ代表取締役、ITエンジニア/経済産業省推進資格ITコーディネータ。AI・IoTに強いITコーディネータとして活動。画像認識モデルを活用したアプリや、生成AIを業務に組み込むためのサービス「Gen2Go」の開発などを行っている。近著に「使ってわかった AWSのAI」、「ワトソンで体感する人工知能」。日本全国でセミナー・研修講師としての登壇も多数。