もう一度

12月になれば、何か仕事を…と言っていましたが、今日、システム開発の派遣会社に登録してきました。早ければ、来週には何かの仕事をしているかもしれません。

前の会社を辞めて3ヶ月、行政書士の試験を受けるための期間でしたが、同時にいろいろ考える時間でした。
まだ、もう少し考えたいと思っているし、このままシステム開発の仕事に戻り、続けることを決意したわけではありません。
少し安易過ぎますしね。これで戻るというのは…。

ただ、今回は派遣ということで、正社員として会社のことに気を取られることなく、プロジェクトに集中し、また、自分自身の育成を考えられると思います。
そういう環境の中で、システム開発の仕事やキャリアが、どう見えるかを楽しみにしています。

6年半の会社生活を振り返ると、前半は勉強しまくっていました。しかし、後半はそうではありませんでした。甘えです。それでも、前半の勉強の貯金で何とかなったというのが、実際のところだと思います。
そうこうするうちに、貯金を使い果たし、どうにもならなくなって、目の前にあった行政書士に飛び付いたのだろう…と、今は見ています。逃げたとも、言えるかも知れません。
あのまま、続けることは出来なかったと思います。少なくとも、技術者としては…。

勉強していない期間、甘えていた期間を半面教師として、技術者として、腕を磨く努力を続けられれか…、それが、今後のキャリアのポイントだと思います。
それが出来ないなら、私は技術者に戻ってはいけないのです。
そうなら、きっと私は技術者に向いていないのだし、本当に勉強を続けられる別の仕事を探せば良い。むしろ、そうすべきです。(会社を辞めた時は、法律がそれだと思ったのです。)

自分に甘いというのは、自分を壊すに等しいのです。頭では分かっているのです。それが実現出来るかにかかっているのです。
口だけ番長が良いのは、最初だけです。

今、キャリアデザインの本を読んでいます。節目だけは、きっちりデザインすべしという主張です。
今の自分は、まさにその節目にいると思います。

この記事を書いた人

井上 研一

株式会社ビビンコ代表取締役、ITエンジニア/経済産業省推進資格ITコーディネータ。AI・IoTに強いITコーディネータとして活動。画像認識モデルを活用したアプリや、生成AIを業務に組み込むためのサービス「Gen2Go」の開発などを行っている。近著に「使ってわかった AWSのAI」、「ワトソンで体感する人工知能」。日本全国でセミナー・研修講師としての登壇も多数。