佐々木俊尚さんの「ネットがあれば履歴書はいらない」を読んでいます。
勝間和代さんの「目立つ力」と似たような感じかな?と思っていたのですが、佐々木さんの方がより実践的で、ネットを使ったセルフブランディングに特化しています。勝間さんの方は、ネットを使って自分を変えるという点に重心があります。
本書では、まずエゴサーチについてしっかり説明されています。
エゴサーチというのは、Googleなどの検索エンジンで、自分の名前を検索することです。私の場合、本名である「井上研一」や、ハンドルネームの「inoccu」で検索すると、どちらも私が最初に出てきます。
「井上研一」で検索すると、1番目が私のBloggerのプロフィール、2番目が私のTwitterです。
「inoccu」で検索すると、1番目がこのブログ、2番目はこちらも私のTwitter。
最初からネット上の空きスペースを探してスペリングした「inoccu」で1番目に出てくるのはさておき、「井上研一」という本名でも1番目に出てくるのは、ネット上でのセルフブランディングの面では上々の出来といえます。
しかし、「井上研一」で検索した時に、このブログが出てくるのが18番目というのは、あまり芳しくないですね。それに、私についてが1番目に出てくるとはいえ、いまは使っていないBloggerのプロフィールページだというのも、問題。
私について調べようと思った人が、本名で検索して、1番目に出てきたページを見てみる。プロフィールページには顔写真が貼ってあるから、私であることが分かります。ひととおりのプロフィールも書いてあるので、それもOK。ただ、それ以上の情報にたどり着けないわけです。取り急ぎ、プロフィールページから、このブログにリンクを張るようにしました。
でも、本当は、このブログが本名検索でも1番目に出てくるようにしないと。
いま、Bloggerのプロフィールページが1番目に出てくる理由は、
- ページのタイトルに「井上研一」と入っている
- 結構長いことページがある
ということではないか?と思います。ページのソースを見ても、特にメタタグを書いてあったりすることはないし。
一方、このブログのトップページを見てみると、
- INOCCUという文字はあるが「井上研一」はない
- ブログの引っ越しをやってて、ページの存続期間が短い
いま1番目に出てくるBloggerのプロフィールページとは真逆です。そりゃ、18番目にもなる。
しかも、18番目に出てくるのは、ブログのトップページではなく、1つの記事ページ。なぜ記事ページなのか?というと、その記事にはコメントが付いていて、コメントの投稿者名として「井上研一」という文字があるからなのです・・・。
いままで、エゴサーチをして私が最初に出てくるから、それで満足していたけど、セルフブランディングという観点では、何も考えてなかったということですね。
このブログの、さくらインターネットへの移転プロジェクトを進めているので、それと併せて、工夫してみようと思います。