この度、デジタル庁の取り組みであるデジタル推進委員に任命されました。
ITコーディネータ協会が「地域コミュニティの活性化を図る取組を行う団体等」として登録されることになり、その取りまとめによって、指定の動画視聴による学習を行った後、任命されるものです。
デジタル推進委員は、下記のような趣旨の取り組みです。(募集要項より)
「誰一人取り残されない、人に優しいデジタル社会」を実現していくためには、年齢、 性別、障害や疾病の有無、地理的な制約、経済的な状況等にかかわらず、個々人が各々の必要に応じて、誰もがデジタル化の恩恵を享受することのできる社会に向けた取組の推進が必要である。
つまり、デジタル社会の実現を高度に引っ張っていく存在ではなく、地域から底上げをしていく存在。
でも、そういう底上げが実は最も重要です。
いくら便利で技術的に高度なデジタルサービスが登場しても、サービスの利用者である受け手側が使いこなすことができないと意味がない。提供しても意味がないと思われるものを提供するサービス事業者はいないので、結局、世の中のDXは進まない。そんな堂々巡りで日本社会が沈滞してしまう・・・ということを極力起こさないようにするというのが、デジタル推進委員の意義だと思います。
弊社のミッションの一つに「ITの価値を誰もが実感できる社会をつくること」があります。
その上で、企業のDXを謳うと同時に社会のDXというビジョンがあるのです。
そうした考えの中で、今回のデジタル推進委員の任命を受ける(手を挙げる)ことになったわけです。
昨日の私のFacebookタイムラインには、同じく任命を受けたITコーディネータの書き込みがたくさんありました。
私もその一員として、社会のDXを下支えする活動をしていきたいと思います。